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6車立て・9R制/フリートーク


【沢朋之】

年度末を飾るプレミアムカップ。今回は山陽の昼間開催として行われる。
山陽といえば、ここ最近は毎日毎晩のように行われているミッドナイトレース。
この2月以降は怒涛の濃密スケジュールであり、やっていない日を探すのが難しいほど。

4月以降の新年度でも更なる日程増が予定されている模様で、これはもう山陽はミッドナイト専用場となっていく流れか(笑)? 現在開催休止中の飯塚にも同様の傾向が。

そしてそのミッドナイト、売上の方もすこぶる好調だ。6車立て9R制=54名の選手数で運営でき、しかも無観客で場内経費は掛からず、その上売れるのなら施行側としては万々歳といったところか。

私自身は以前から6・7車立てには否定的で、オートの魅力は8車立てと主張してきたが、先日のミッドナイト開催を連夜観戦した印象では「これはこれでアリか」と徐々に考えが変わってきている。ボートレースの売上が、コロナ禍の巣篭もり需要と、それをターゲットにしたPR戦略のおかげで史上最高を記録したというが、同じ6車(艇)立てでも、1マークをくるりと回ってほぼ決着がついてしまうボートに比べ、最重ハンが何人抜いていくかというオートの方が最後(ゴール)まで楽しめるし、配当率も高い(先日の浜松開催でも6車立てのレースで高配当が続いた)
してみると、ボートが広げてくれたギャンブル顧客層を「こっちの方が面白いよ~」とばかりに、ごっそりオートにいただくことも可能なのでは…と、ちょっとズルいプランも浮かぶのだが。

ともあれ、もう後戻りはできない開催規模となってきたミッドナイト。これならではの面白さや独自のレース情報(消音勝率データの拡充、予想の充実化など)をばんばん広報して、新時代オートの一翼として確立させてまいりましょう。

あと以前にも書いたが、売上が上がっているのならぜひとも選手賞金の底上げを。それが選手のモチベーション、そしてファンにとっての「夢」など、先々に向けての土台となってゆくかと。

【藤川さやか】

2022年もあっという間に3か月が過ぎ、季節は一気に春になりました。

飯塚オートはお休み中ですが、各場で熱戦が繰り広げられています。
特に山陽オートではミッドナイト中心にレースが行われ、深夜のスピード戦は迫力満点で好タイム続出
優勝から遠ざかっていた選手が久々にVロードを駆け抜ける姿も見かけます。

そんな山陽オートの次開催は、日中開催のプレミアムカップです。
このシリーズから年末に行われるスーパースターへの道、ポイント獲得競走が始まり、どんな戦いになるのか今からワクワクしています。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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