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浜松オート再開/注目の35期生


【沢朋之】
これを書いているのは浜松3ヶ月ぶりの本場開催(2/3-5)の最中。この休催中はもっぱらネットでの予想配信をさせていただいた私ですが、いろいろな意味でやはりオートは本場が一番!と痛感しております。
まぁ配信仕事に関しても「予想に専念できる」「最終レース終了後すぐ自由になる」(笑)など、良いところはたくさんあるのですが。

再開なった浜松。走路はそのままですが、現在建設中の新スタンドに各種機能が移り、中でも中継カメラが最上階の位置に戻ったのが何より。前回までは低い位置からでわかりづらかった試走・レースの映像が、以前同様高い位置からとらえられ、まあ観やすいことったら。解説出演中も、これならレースごとに試走を見に客席側に出て行く必要はないわい…と思いつつも、ついつい習慣で出て行ってしまうのであった(笑)。ともあれ、ぐっと観やすくなった浜松オート中継にご注目。

中継カメラといえば、この前の飯塚G2予想配信では、現地映像の試走のカメラワークが気になった。4コーナーの立ち上がりを捉える画角を、①号車がゴール線にたどり着く瞬間に合わせて急激に右(ゴール線寄り)に振るという…。試走ビジュアルの一番肝心な部分(4C立ち上がりからゴール線にかけての勢い)がわかりづらくなってしまっており、見ていて当惑することしきり。ぜひ検証・改善に期待したい。

そして先頃、2022年度上半期の開催日程が公開。すでに発表されていたSG(2開催)の6日間開催化や、山陽・飯塚ミッドナイト開催の更なる増加、7月以降の川口の長期休催などが目につくが、開催日程以外にも「一日二度乗り」「普通開催の7車立て化」など、今年も例年の流れが続々変化していく「オート改革元年」と言っていい一年となりそう。

【ジェット社】
まずはじめに。オミクロン株の変異により、感染が爆発的に拡大されております。
PCR検査で「陰性」だった方も、数日後には「陽性」となるケースも珍しくないみたいです。私は1/20(木)にPCR検査を受けて「陰性」だったのですが、今のオミクロン株の感染力を考えて、定期的に検査をすることと、今まで以上に念入りに感染予防対策をしなくてはいけないと強く感じています。
川口オートには、久しぶりに2/9日から場外発売(浜松G1スピード王)が行われますので、多くのお客様がいらっしゃると思われます。どうか密を避けて、感染予防をしっかりして頂き、皆様も感染しないように一緒に頑張っていけたら幸いだと思っております。

さぁ、暗い話はさて置き、本題に入ります。

私の方からは35期生のお話をしたいと思います。
まず女性レーサーでは、新井日和選手西翔子選手の乗りっぷりが良いですね。私は何回か練習を拝見させて頂きましたが、かなりの練習量ですし、日毎に成長していく様子が伺えます。
共に、直近では3.43付近のタイムが出ていますし、1級車に迫られても開けっぷりが良く被せるレースができています。
あと小椋華恋選手も1月中旬に初勝利をあげました。この選手も練習では3.40台前半のタイムをしばしば出しています。こちらもポテンシャルがありそうですね。
「第2の佐藤摩弥」として、すごく期待される選手達だと思います。

次に男性レーサーでは、佐藤励選手永島潤太郎選手が素晴らしいですね。連対率が良いのはもとより、タイムも出ていますし、やられてからも食らい付く走りができています。あと6勝を挙げている北原岳哲選手も良いですね。これからのオート界を背負う逸材かもしれません。

この他にも、中村颯斗選手菅野仁翔選手らの活躍も目立っていますし、伊東玲衣選手、木田こころ選手角貝拓海選手、兵頭寛和選手も、これからどう成長をするか、すごく楽しみであり注目されますね。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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