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山陽G1スピード王振り返り


【青山博亮】
○山陽スピード王振り返り
今年最後のG1レースとなる山陽スピード王決定戦は、突然の雨などもあり不安定走路の多い開催に。そんな中勝ち上がった8名は・・・
①森本優佑
②岩見貴史
③篠原 睦
④浦田信輔
⑤松尾啓史
⑥荒尾 聡
⑦鈴木圭一郎
⑧青山周平
優勝戦は10mオープンとなりました。

森本選手、篠原選手の2名がG1初優勝へ。岩見選手は地元開設記念からのG1連覇。鈴木圭選手はグレードレース3連覇が掛かる一戦。

レースは2枠の岩見選手がトップスタートを決めてG1連覇に向けて快速逃げを披露するも、好スタートから序盤3番手に付けてそこからは着実な捌きで浮上した青山周選手が、7周回3コーナーで逃げる岩見選手のインに飛び込みそのまま1着ゴール。
G1制覇は今年3回目、通算16回目の青山周平選手。見事な走りで年末の大舞台に弾みを付ける優勝となりました。

そして、自分の方では記録を中心とした今年の3大ニュースの方をご紹介させていただきます。

①青山周平選手、SGグランドスラム&年間2回の表彰記録10連勝達成
今年9月に行われたSG全日本選抜(飯塚)で、史上6人目となるSGグランドスラムを達成。2011年7月のデビュー以来、10年81日での史上最短となるSGグランドスラム達成となりました。
今年は2度の10連勝を達成しており、自身4度目の10連勝と高橋貢選手が持つ最多記録にも並びました。
今年は年明けから勢いが止まらず最初のシルクカップで完全優勝を決めると、その後も1着を並べて2月4日まで12連勝ゴール。2回目は5月下旬のG2川口記念3日目から6月中旬の川口普通開催の準決勝戦(スーパーハンデでの優勝含む)までの10連勝達成と、今年は年間2度の表彰記録10連勝を達成となりました。
2021年後期ランクでは4期連続の全国No.1と進化が止まらない青山周選手。来年はどのような記録を樹立してくれるのでしょうか。

②鈴木圭一郎選手、年間最多勝記録更新
先日の山陽G1スピード王初日に年間90勝を達成し、2018年に自身がマークした年間最多勝記録(89勝)を更新となりました。
その2018年は89勝でスーパースターを迎えるも、初日から3着、2着、8着、2着、最終日の王座決定戦は3着と節間未勝利に終わり、レース後には「90勝を達成できなかったのは残念ですが、次は年間90勝という良い目標ができました」とやや悔しそうな表情で話していたのが印象的で、今年は135走目での90勝達成と驚異の1着率での最多勝記録更新となりました。
G1スピード王では2日目も1着取りを決め現時点で91勝をマーク。今年はスーパースタートライアルの残り5走となり、更なる記録更新にも注目となりそうです。

③絶対王者高橋貢選手、デビュー通算1500勝達成
今年2月のSG全日本選抜(浜松)2日目には、高橋貢選手が通算1500勝を達成。史上4人目となる通算1500勝は、デビュー最速(29年7か月)での達成となりました。
その後も着実に勝ち星を重ね、12月21日現在では1530勝をマーク。今年はグレードレースでも2度の優勝と、50歳を迎えても大舞台で活躍する絶対王者の走りに今後も目が離せません!

そして今年10月30日には川口オートレース場にて佐藤正人選手がレース中の事故により殉職。12月3日にも同レース場にて黒岩明選手がレース中の事故により殉職と、残念な事故が続いてしまいました。
川口ホームの自分としては以前から取材をする機会が多く、両選手ともに非常に優しく接していただき、取材にも協力的に対応していただきました。
オートレースは命がけの危険な職業なだけに、選手も1走1走覚悟を持ってレースに臨まれていると思いますが、このような事故が続いてしまったことは非常に残念です。
改めて佐藤正人選手、黒岩明選手のご冥福をお祈りいたします。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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