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木田こころ選手デビュー・SGオートレースGP取材


【ジェット社】
新型コロナウィルスの感染拡大により、今現在オートレースは全場で、本場開催は「無観客」、場外発売は「中止」となっています。
ありきたりのご挨拶となりますが、このたびは新型コロナウィルスにより、仕事や生活で大変な思いをされている方が多いと思います。どうか負けずに一緒に頑張って行けたら幸いだと思います。

今回の伊勢崎G1ムーンライトも無観客開催となりますが、選手達の熱い走りが画面越しでも伝わってくると思います。こんな状況ですが、一緒にオートレースを楽しめたらと思っております。

さて暗い話はさて置き(毎度のフレーズですが(笑))。皆さんもご存じの通り、怪我により訓練が遅れていた35期の木田こころ選手が9/2(木)にデビューしました。

怪我でデビューが遅れた女子選手としては、33期の交川陽子選手や、34期の信澤綾乃選手などが、記憶に新しいです。
特に交川選手はデビュー当時はかなり苦労をしましたが、今では1級車を乗りこなし、車券に貢献する立派なオートレーサーとなりました。

木田選手のデビュー節を見た感じでは、正直なところまだまだ課題があると思います。
いきなり巧くなることは難しいですし、少しずつでいいので、怪我が無いよう日々成長して頂けたら良いと思いますね。

また、規則違反でデビューが遅れている候補生達がいます。しっかり再教育訓練を経て、1日でも早くデビューができると良いですね。そしてデビューした際には、オートレースを邁進する姿を見せて頂き、規則違反を払拭して、立派な選手になってもらいたいです。

【高橋希】
わたくし事ですが、SGオートレースグランプリでは前検日を含め初めて6日間の取材に挑戦しました。

早かったと言えば早かった6日間でしたが、非常にハードで他の記者のみなさんは疲れないのかな? と思いながら過ごしていました。

結果は皆様もご存じの通りで、篠原睦選手のSG初優勝で幕を閉じましたが、この節は私の担当の中に篠原選手もいて、6日間毎日お話をさせて頂きました。

普段から気さくな篠原選手ですが、今回は非常にリラックスしているな、という印象で、特に優勝戦の日はオートレースから少し逸れるお話もさせて頂き、今思えば優勝を予感させるものだったのかもしれません。

実力は誰もが認め、S級も常にキープしているのにG1以上のタイトルに恵まれませんでしたが、レースが終わり戻ってきたときの「やった~!」という声は、今までの悔しかった思い全てが爆発したものだったと思います。

またレース終了後のロッカーでは涙を流している人も多く、一緒に優勝戦を走った重富大輔選手までもがうれし涙を流しており、篠原選手の人柄とこれまでの苦労が分かる一幕でした。

6日間の中にはいろいろなドラマがあり、貴重な経験ができたので今後も機会があればまたSGの取材に行きたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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