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フリートーク


【ジェット社】
まずはじめに。
デルタ株が猛威をふるい、ふたたびコロナウィルスの感染が拡大され、1都3県に大阪や沖縄にも緊急事態宣言が最発令されました。
まだまだ厳しい状況が続いております(苦)。このコロナウィルスのせいで、いまだ仕事や生活に支障が出ている方が多いかと思います。いまだ苦境の中ですが、どうか皆様もコナロに負けず、お互いに頑張って行けたら幸いだと思っております。

さぁ、暗い話はさて置き、今回は「SGオートレースグランプリ」です。

出場条件は、前回覇者、S級48名、普通開催~G1の優勝戦で活躍した選手の上位が選出される開催です。
この事から、グレードレースの優勝戦で活躍してきた選手(普通開催で活躍した選手も粗末にはできませんが)は特に要注意だと思われます。

今年も早いもので8月に入りました。今年1月から今現在まで、グレードレースは15回も開催されてきました。
そこで、私の方からは、今年行われた15開催のグレードレースの優勝戦を振り返るとともに、優勝戦で勝負強いと思われる選手達を挙げさせて頂きたいと思います。
※膨大な文章になってしまうため、普通開催の優勝戦の結果までは出せません。ご了承下さい(苦笑)。

●1月11日 伊勢崎GI開場記念シルクカップ
優勝:青山周平選手(上がりタイム3.324)
2着:荒尾聡選手
3着:三浦康平選手
●1月24日 飯塚GI開設記念レース(ナイター)
優勝:高橋貢選手(上がりタイム3.309)
2着:平田雅崇選手
3着:荒尾聡選手
●2月14日 伊勢崎GIIレジェンドカップ
優勝:高橋貢選手(上がりタイム3.363)
2着:松尾啓史選手
3着:久門徹選手
●2月23日 浜松SG全日本選抜オートレース
優勝:荒尾聡選手(上がりタイム3.341)
2着:鈴木圭一郎選手
3着:青山周平選手
●3月7日 川口GI開設記念グランプリレース
優勝:有吉辰也選手(上がりタイム3.343)
2着:若井友和選手
3着:青山周平選手
●3月21日 飯塚特別GIプレミアムカップ(ナイター、斑走路)
優勝:青山周平選手(上がりタイム3.449)
2着:荒尾聡選手
3着:木村武之選手
●4月18日 山陽GI令和グランドチャンピオンカップ
優勝:丸山智史選手(上がりタイム3.351)
2着:渡辺篤選手
3着:中村雅人選手
●4月29日 川口SGオールスター(湿走路)
優勝:鈴木圭一郎選手(上がりタイム3.861)
2着:青山周平選手
3着:黒川京介選手
●5月16日 浜松GI開場記念ゴールデンレース(湿走路)
優勝:佐藤貴也選手(上がりタイム3.805)
2着:鈴木圭一郎選手
3着:荒尾聡選手
●5月30日 川口GII川口記念(ナイター、湿走路)
優勝:青山周平選手(上がりタイム3.747)
2着:中村雅人選手
3着:若井友和選手
●6月13日 飯塚GIダイヤモンドレース(ナイター)
優勝:荒尾聡選手(上がりタイム3.351)
2着:岩見貴史選手
3着:角南一如選手
●6月27日 伊勢崎GII稲妻賞(ナイター)
優勝:高橋貢選手(上がりタイム3.375)
2着:青山周平選手
3着:松本やすし選手
●7月2日 飯塚GIIミッドナイトCC(ミッドナイト)
優勝:前田淳選手(上がりタイム3.365)
2着:角南一如選手
3着:伊藤信夫選手
●7月11日 山陽GII小林啓二杯(湿走路)
優勝:岩科鮮太選手(上がりタイム3.774)
2着:早船歩選手
3着:鈴木圭一郎選手
●7月25日 飯塚特別GIプレミアムカップ(ナイター)
優勝:永井大介選手(上がりタイム3.388)
2着:伊藤信夫選手
3着:荒尾聡選手

このような結果になっています。

選手毎に斡旋回数の差があったり、またグレードレースのレベルもありますが、ざっくりと優勝回数と連対回数をまとめますと…

●優勝回数上位
【優勝3回】
青山周平選手
高橋貢選手

【優勝2回】
荒尾聡選手

【優勝1回】
鈴木圭一郎選手
永井大介選手
有吉辰也選手
佐藤貴也選手
前田淳選手
丸山智史選手
岩科鮮太選手
※順不同

●優勝戦の連対回数上位(1~3着)
【優勝戦の連対回数7回】
青山周平選手
荒尾聡選手

【優勝戦の連対回数4回】
鈴木圭一郎選手

【優勝戦の連対回数3回】
高橋貢選手選手(全て優勝)

【優勝戦の連対回数2回】
中村雅人選手
若井友和選手
伊藤信夫選手
角南一如選手

【優勝戦の連対回数1回】
木村武之選手
松尾啓史選手
岩見貴史選手
渡辺篤選手
平田雅崇選手
久門徹選手
黒川京介選手
三浦康平選手
松本やすし選手
早船歩選手
※順不同

優勝回数では、青山選手と同等に、圭一郎選手と荒尾選手を差し置いて、貢選手となっています。優勝回数だけなら青山・貢・荒尾の3強と言えましょうか。
次に連対回数は、青山選手に続き、荒尾選手がすごいですね。この選手はなんだかんだ優勝争いをしてくる選手だと言えましょう。
もちろん圭一郎選手の4回も素晴らしい数字ですが、貢選手しかり、復調した永井大介選手や、絶好調の伊藤信夫選手も、今開催は目が離せない存在になるかと思います。


【高橋希】
6月3日の伊東玲衣選手を皮切りに、35期生がデビューとなりました。
一連の報道の通り今回は3名のデビューのみと残念ですが、まずはこの3名が無事に完走できたことは良かったのではないでしょうか。

浜松の西選手はまだ実際にお会いできていませんが、伊東選手、新井日選手とはお話をすることもできました。
伊東選手はまだ勝利を掴むことができていませんが、16走目にして3着を取り1着を取るのは秒読みと思われます。

そして伊勢崎の新井日選手はデビュー戦に担当として行くことができましたが、レース後(8着)の悔し涙はとても印象的でした。
生粋の地元で、民法のTV局も取材に来るという緊張して当たり前の雰囲気の中でしっかり走り切り、4走目となる最終日には1着を取るなどそのメンタル面での強さは今後も期待できる選手となりそうです。

ただこのデビューの節で最も印象に残ったのは、新井日選手の師匠でもある千葉選手。
付きっ切りで指導して、とにかく忙しいのは分かっていましたが、弟子のデビュー戦についてお話を聞こうと思いロッカーに向かうと疲れ切った感じで休まれていました。

弟子を取ることはすごくパワーが必要なんだなと、その大変さを間近で感じることとなりました。
しかしながらそんな千葉選手は近況好調なこともあり、愛弟子パワーはしばらく続くことになりそうですね!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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