トップ

【無料記事】
フリートーク


【ジェット社】
私の方からは、今話題になっている「ギャンブル等依存症」についてお話したいと思います。

一部のメディアに書かれている文章を引用させて頂きますと、「ギャンブル等依存症」は、原則は「ギャンブル等にのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つ」、また、これに付随して「自身や家族の日常生活又は社会生活に支障を生じさせるもの」などとあります。
これはオートレースだけではなく、他の公営レースはもちろん、株・投資・FXなどにも共通するものだと思います。

この件につきましては、私は専門家ではありませんし、偉そうな事は言えませんので、私個人的に思っているお話となります。その辺はご了承ください。
また、しょせんはオートレースという狭い話になってしまいますが、もし「ギャンブル等依存症」だと思われる方がいたら、少しでも参考になれば幸いだと思います。

私はサラリーマン時代がありました。その時は客の立場として、車券をメチャクチャ購入していました。この頃は独身だったこともあり、かなり買っていましたね(笑)。
そんな中、オートレースと付き合うために、ザックリとなりますが、私なりに気を付けないといけないと感じたポイントが以下の4つございます。

・お小遣いの範囲でやる
・負けを取り返そうとしない
・買わない勇気を持つ
・当たった時の快感を抑える


まず、言うまでもないことですが、使ってはいけないお金まで手を出してはいけないと思います。
そもそも、お金が容易に増える仕組みなんて、世の中には存在しません。もし増える可能性があるとすれば、それなりにリスクが絶対にあるものです。

「今月の家賃が払えるか、一か八かで勝負」など、思われる方もいるかもしれませんが、もし負けた場合は取り返しがつかなくなりますし、後悔もすごく残ると思います。
「絶対に当ててやる」という気持ちは必要ですが、過信しすぎると、使ってはいけないお金まで手を出す場合があるかと思います。この辺は、少し冷静になることが必要だと思います。

次に、負けている時は「取り返そう」と思わない方が良いと思います。
「取り返そう」と思うと、賭け金が倍になったり、本来の予想からズレてしまい、オッズの良い所ばかりに気が取られたりします。
私はサラリーマン時代に冬のボーナスが2日で無くなったことがあります。はじめは20万ぐらい遊ぶ予定でしたが、落車やチョイ差しなどでギリギリ当たらず、結局は負けてしまい、熱くなってしまいました。

この時は、「オレの予想はかなり良いところを見ている」という思いがありましたし、「絶対に取り返せる」という思いもあったので、その後、金額を倍増してヤケになって買ってしまいました。その結果、変に熱くなってしまったことと、本来の予想ができなくなったことなどで、結局はボーナスは全て消えてしまいました。

このように、「その日はその日」「勝つ日もあれば、負ける日もある」と、割り切って考えるのも大切だと思います。

買わない勇気」も必要だと思います。どの選手が来るか解らないレースでも、大金を入れてしまう方もいると思います。本来は、自分が自信がもてるレースを選んで買うようにすれば、少しは出費を抑えられることもあるかと思います。

また、もし買わなかった時に「買っていれば当たっていた」など思われる方も多いと思います。しかしそれは「この選手が恐い」「あの選手も恐い」など、何十通りの思考がある中で、結果を見た時に「買っていれば当たっていた」と思ってしまう方が多いと思います。この事から、買わないと不安になり、全てのレースに手を出してしまう方も多いと思います。
このようなことから、買わずに我慢することも重要かと思います。

そして「当たった時の快感を抑える」。正直なところ、当たった時の快感がたまらないです。このために、お客様達がギャンブルをしていると言っても過言ではないのでしょうか。

しかし、この「当たった時の快感」は厄介なもので、金銭感覚を鈍化させて、単純に「快感」を味わうだけに、お金をつぎ込んでしまう方が多いように思えます。
この事から、まずは「当たった時の快感」を抑えて、お小遣いの範囲で、また回収率を考えて、慎重に車券を購入されるのが良いと思います。

最後に、他にもいろんな要素があると思いますが、今日はこの辺で。
これはあくまで私個人的は思っていることなので、その辺はご理解下さい。
何はともあれ、お客様達がオートレースと上手く付き合い、末永くオートレースを楽しんで頂けることを深く望んでおります。参考になれば幸いです。


【高橋】
いよいよ女子王座のトライアルが始まり、第1戦の伊勢崎ラウンドと第2戦の川口ラウンドの担当にあたり取材に行ってきました。
私事ですが第1戦は人生初のCS放送での解説の任にもあたらせていただき、より一層思い出深い一戦となりました。

レースは地元33期の高橋絵選手田崎選手が抜け出しましたが、最終周回3Cで岡谷選手がまとめてさばいて快勝。
その岡谷選手はオールスターでも優出を果たし、佐藤摩選手に続く女子選手の実力者に成長していますね!
優勝戦はあまり得意ではない湿走路となってしまい8着に敗れましたが、この勢いで最重ハンに定着してもらいたいですね!

そして第2戦は初代女王の片野選手が快勝して大きなポイントゲット!
まだまだ予選は続きますが今年の女子王座出場へ一歩近づいており、年末に女王の座を取り返せるのか注目となりそうです。

毎度女子戦のことを各選手に聞いてみるのですが、みんな”あまり意識はしていません”と口裏を合わせているかのようなコメント…。
しかしながらレースが始まればそのコメントを忘れてしまっている(笑)?かのような激しいレースが展開されます。

年々女子選手のレベルは確実に上がってきており、今年は誰が女王になるのか今から楽しみにしていたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2024 CYBIRD