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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
今年ももう師走。いろいろとトンデモナイ一年でしたが、オートレース界は無事年を越せそうです。
私の方は年末年始の開催ラッシュを前に、浜松G1以降約3週間の取材休み。この間、仕事場の引越しをはじめ、今後に向けての各種作業を進めましたが、中でも面白かったのが先日の飯塚G2オーバルで行った全国専用場外へ向けての予想番組配信

今年テレワーク用のツールとして大流行となった「zoom」を用いて5日間60個レースの解説と予想をフル配信。配信先となる各場外様の様子もモニターを通して見え、時折カメラを覗き込むようにするお客様、こちらの話を熱心に聞いていただくお客様など、あちらのお声は聞こえないものの、さながら現地で予想を喋っているような臨場感。

予想の方も絶好調で、5日間的中率5割越え。うち万車券4本的中と、かねてからの自己課題だった「自分で取材を行なっていない開催をいかに当てるか」をクリアする結果に。
もちろん予想にあたっては毎日各媒体のチェックやデータ収集、試走をいつも以上にじっくり見ての分析など、遠隔で可能な限りの情報収集を行った上での好績であり、今後同様の機会に恵まれた際にも、こうした努力は不可欠でしょう。

さて、この後は山陽G1→浜松普通→川口SS→浜松正月開催と怒涛の取材行脚。
現地で取材できるからにはもちろん配信に比べて更に的中率も上がるはず!? と、自分にプレッシャーを掛けて頑張ります! 今回の山陽スピード王でのリアルタイム予想もお楽しみに。


○●ジェット社○●
先月の話になってしまいますが、11/7~9で行われた川口普通開催。オート70周年を記念して、さまざまレース番組が組まれました。

各場で予選が行われ、12Rに行われた「No.1決定戦」をはじめ…
・川口名匠戦
・親子対決
・2世対決
・兄弟対決
・鈴木VS佐藤
・レジェンドレース
・バイク人対決
・ガールズ戦
・33期VS34期

などのレースが組まれました。

私は現場で仕事をしていて、直接お客様の声を聞けました。すごく好評でした(笑)。
毎日来られているお客様もいます。オートレースは選手数が少ないため、マンネリ化が進む傾向が強いと思います。
そんな中、このようにいつも以上にお客様が興味がを引くレースを企画されて、本当に良かったと思います。

確か2018年10月の山陽G2若獅子杯もすごかったです。最終日の一般戦もお客様が楽しめるように、面白い番組をたくさん作られていました。
とくに一般戦は売上が悪くなりがちです。一般戦回りになったメンバーから、どんな番組が組めるか?など考えて頂いて「B級選手のオープン戦」や「いぶし銀対決」など、やって頂けると、一般戦もより楽しめるのかと思っています(笑)。

年間を通して一番多いのが「普通開催」です。
ルールが制限されるグレードレースではできず、普通開催だからこそできなることがあると思います。
今後はどんな企画レースが組まれるか楽しみですね。


○●小森亮平○●
近況は冷えた気候で、各場で続々と試走、上がりともに素晴らしいタイムが飛び出している状況。今回は先日の飯塚で行われた34期新人王決定戦の振り返りを。

まずは川口所属の上和田拓海選手が負けなしの3連勝で完全Vの競走。上がりタイムも3.391と好タイムでの優勝を飾りました。
優勝戦は横田選手の落車にてかなり不利な展開となったものの、周回毎に追い込み見せて終盤で逃げる石本選手を捕らえ切っての新人王奪取となりました。

上和田選手はこの新人王戦で2級車としての最終戦。次回は来年明けのレースでは1級車への乗り換えとなり、1級車での活躍にもかなり期待できそうですね。

また34新人王戦では、怪我でデビューも遅れていた地元飯塚の石本選手が2着に健闘。なかなか結果の出ない状態が続いていましたが、最終日は3.419の好タイムも出してきており、次回以降も注目選手の一人。

また、女子で健闘となったのは、川口所属の信沢綾乃選手。初日は男子レーサーからの猛追を振り切っての勝利に始まり、2日目は落車のアクシデントもありながら、最終日の決定戦では石本選手に食らいつく競走を見せながら3着入線となっており、今後も目の離せない選手のひとりですね。
それでは間もなく、山陽オートにてG1スピード王決定戦が開幕となります。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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