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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
この8月からはやや緩和されるものの、いぜん続く東西の選手あっせん規制。
以前ここでも記した通り、個人的にはコロナ禍の収束後もできればこれは継続するべきだと思う。
他場のS級選手を普通開催でしょっちゅう観られるようでは、記念レースの有り難みがなくなるというのがその第一の理由。
第二には、地元の下位選手が頻繁に遠征に出ているようだと、地元ファンにとってなかなか各選手の動きの流れが把握しづらくなる、ということだ。

各場とも(地元開催日数の極端に少ない山陽は除く)、普通開催は地元選手を中心に、遠征は他場のA級下位・B級のみを標準にすることにより、普通開催とグレードレースの差別化も図れ、地元普通開催でも、より選手の流れが分かりやすく…という主張は変わらない。

それでも私自身、このところ取材でほとんど西日本(飯塚・山陽)の選手と接触する機会がなく、この先秋のGレース戦線に向け、これではマズかろうと、つい先日の飯塚ミッドナイトを自宅で打ってみた。
そしたらこれがまた、さっぱり当たりませんの(苦笑)。消音マフラーでの選手比較がイマイチ判然としなかったのが最大要因ではあるが、試走とハンデ位置、そして逃げ・さばきの比較などで普通に予想をしても(しかも7車立てなのに)、カスリもしないレースが続き、気がつけば最終レースを待たずして口座の残金ゼロに…とほほほ。

あっせん規制が今後まだ続いても、日々全場のレースと各選手の流れををしっかりチェックしておかないと…と痛感し、それ以降は毎日全レースのリプレイをしっかり観るようにしている私。

ファンの皆様におかれましても、車券勝負の準備としてまず直近のレース映像チェックをマメにされることをおすすめする次第です。


○●ジェット社○●
まずはじめに、このたびは新型コロナウィルスの収束が長引き、仕事や生活などで大きな影響を受けられている方が多いかと思います。
一日でも早く収束することを願うと同時に、皆様と一緒にこの困難を乗り越えていけたら幸いだと思っております。

暗い話はさて置き、今回のオートーークは「SGオートレースグランプリ」です。

私個人的には、このグランプリは特にSGの中でも波乱が多く、感動的なドラマが多く生まれる開催だと思っています。
悲願のSG初制覇がこのグランプリという選手が多かったり、逆にSGタイトルを多く保有している選手が、このグランプリだけがなかなか獲れなかったり。
何か魔物が棲んでいるといいますか、オカルト的な要素がある開催だと思っています。

このグランプリは、2014年から伊勢崎で毎年行われています。もう、グランプリ=伊勢崎が定番になっていますね。
そこで、ちょっとした予備知識として、2014年~19年の過去6回の伊勢崎SGオートレースグランプリの優勝戦を、簡単にですが私の方から述べたいと思います。

■2014年9月
優勝:永井大介、2着:木村武之、3着:高橋貢
8-3-5 5,640円
青山周選手がトップスタートを切るも、8枠と厳しい位置から永井選手が先頭を奪取。その直後、青山周選手が永井選手の後輪に接触して後退。そこに一気に木村武選手と貢選手が付け込み、青山周選手は着外に。

■2015年9月
優勝:浜野淳、2着:浦田信輔、3着:青山周平
3-7-2 26,090円
青山周選手、浜野選手、永井選手、高橋貢選手らの激しい先頭争い。そんな中、永井選手が後退し6番手に下がる。そこに浦田選手が付け込み2番手に。その後、浜野選手が抜け出すも、一旦下がった永井選手がなんと2番手まで浮上して浜野選手に逆襲する。しかし9周回のホームストレッチで永井選手は浜野選手の後輪と接触してまさかの落車。結局浜野選手が押し切る。

■2016年8月
優勝:中村雅人、2着:鈴木圭一郎、3着:青山周平
3-2-4 1,130円
鈴木圭選手がトップスタートを決めるも、3番手から中村雅選手が真骨頂の追い込みを見せる。6周回には鈴木圭選手をしっかり捕えて後続を引き離す。3着には4番手発進から岩崎選手を捕えた青山周選手。

■2017年8月(湿走路)
優勝:高橋貢、2着:鈴木圭一郎、3着:三浦康平
2-6-4 41,790円
一本道の濡走路。貢選手がトップスタートを切り、2番手には鈴木圭選手、3番手争いは大混戦になるも、三浦選手が上手く3番手に付ける。一本道だったせいか、そこからの10周回は着順が変わらずそのままの隊形でゴール。

■2018年8月
優勝:青山周平、2着:早川清太郎、3着:鈴木圭一郎
2-1-4 17,700円 
青山選手が先行し、鈴木圭選手が2番手に付ける展開。そのまま2人の世界と思いきや、青山選手はインを閉め抑えの戦略に。ペースは然程上がらず、レース中盤から早川選手が怒涛の追い込む。そこから鈴木圭選手は差すも、青山選手には一歩届かず。

■2019年8月
優勝:青山周平、2着:早川清太郎、3着:鈴木圭一郎
1-3-2  3,800円
前年同様に、青山選手が先行し、鈴木圭選手が2番手に付ける。しかしそこから荒尾選手が鈴木圭選手を交わして2番手に浮上。そこに早川選手がまたしても怒涛に追い込む。早川選手は荒尾選手を攻略するも、結局最後はまたしても青山選手に一歩届かず。3着は荒尾選手をやり返した鈴木圭選手。

以上、直近6開催はこんな感じでした。レース展開文章はザックリ書いたので多少の違いはご了承下さい。

見てお分かりの通り、6開催中3回が万車券でしたし、レースも激しく最後までわからないドキドキするものが多かったです。
選手達の熱い気持ちがにじみ出た、ドラマチックなレースが多いのですよね、このグランプリは。

今回のグランプリは、残念な事に無観客レースとなりますが、レースは白熱する事は間違いないと思います。画面越しでもそれは伝わってくると思いますよ。


○●高橋希○●
ファンの皆様が待ちに待った有観客開催が、伊勢崎を皮切りに全場でスタートされましたが、新型コロナウイルスの感染拡大はとどまることを知らず、伊勢崎SGの無観客開催が先日決定してしまいました。

私は伊勢崎・川口の有観客開催に取材で行っていましたが、特に川口はスタンドの問題でファンの方々が観戦するところが定まらず、結果的に密になりがちだなと思いました。

入場規制などで対応もされているようですが、ファンの皆様も十分な距離を置いての観戦をお願い致します。
伊勢崎では年に一度のSG開催で楽しみにされていたファンの方も多いと思いますが、開催されることを選手・スタッフに感謝し、今しばらく辛抱して行きましょう。

話は変わって今年1月のG1シルクカップオートーークの時に、2020年を占うと題して私の方から3つの項目を挙げさせてもらいました。

1:早川清太郎が悲願のSG初制覇!
2:SG連続逃げ切り勝ちストップ
3:佐藤摩弥SSトライアル2年連続出場!


2に関しては4月のオールスターで優勝した荒尾選手や2着に入った青山周選手が、先行する篠原選手・佐藤摩選手を捕らえてオートレースの醍醐味を存分に味あわせてくれました。

そして3に関しても佐藤摩選手はオールスターで早くも優勝戦4着とポイントを獲得しており、2年連続スーパースター王座決定戦出場に近づきました。

そして残すのは1の早川清選手のSG初制覇のみ。今年は1月のシルクカップで池田政選手に敗れはしましたが、宿敵青山周選手を捌いての準優勝となり、SG初制覇に向けて2020年は好スタートを切りました。

しかしながらその後はいつものように優勝を量産することもできず、得意のナイターでも苦しんでいましたが、SG直前の地元開催ではパーツ交換で上昇気配となっており、私が挙げた最後の項目を成し遂げてもらいたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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