○●沢朋之○●
いぜん無観客開催が続くオートレース界。
それでも多くの選手・関係者が口を揃えるように「開催できること自体有り難く、感謝!」との気持ちは私も全く同じで、日々のレース情報提供に勤しんでおります。
それでも直近では競輪が全国的にほぼ開催休止となったりと、明日は我が身。一人一人が感染拡大防止に向けての努力を怠ることなく、開催を続けていきましょう。
自宅に籠らざるを得ないファンの皆様に、数少ない娯楽としてのオートレースをご提供するために。
さて、直近の感染防止対策として業界が行なっているのが「選手あっせんの見直し」。
移動による感染の可能性をを極力減らすため、全選手を極力居住地近くの場へあっせんしようという動きで、すでに5月各開催のあっせん状況をご覧いただければわかる通り。
今回はもちろん緊急の対策ではあるものの、個人的にはコロナ終息後もそのまま続けていただきたいところ。
今までにも何度か主張してきた「地元普通開催は地元選手中心(現在の選手構成なら全体の7・8割が地元勢)で」だ。
これにより…
○普通開催とGレースの差別化が広がりGレースの価値・有り難みが増す(以前は他場のスター選手はG1・SGでしか観られなかった)
○地元選手の地元走路での動き推移が鮮明となり、予想がしやすくなる
○人車移動費の経費削減
の3大メリットがあるのは以前から記している通り。これを言うとマイナス材料としての
×常に同じようなメンバー構成で番組がマンネリ化する
…との反論が出がちだが、以前のオートを思い出せば決してそんなことはない。
一開催96選手もいるのだから、組み合わせは無限だし、勝ち上がり制の調整などを絡めることによって、いくらでもバラエティさは出せるでしょう。
コロナ禍を今後のために活かすとすれば、オート界ではまずはこれ!と思うのだが、いかがでしょうか。
何度でも言います。
「普通開催は地元選手を追って楽しむ日常のレース」
「G1は年2回の地元のお祭り」
「SG・プレミアムCは最高峰の全国戦」
このメリハリをつけることが各開催の価値を上げ、年間通して盛り上げていく最良の方策ですよ。
○●ジェット社○●
まずはじめに、このたびは新型コロナウィルスにより、仕事やプライベートで影響を受けられている方が多いかと思います。
一日でも早く収束することを願うと同時に、皆様がご自愛されて感染しない事を願っております。
今現在、辛い思いをされている方々のお気持ちをお察しします。私も現場で働けず辛い状況でございますが、この困難にどうか皆様と一緒に、頑張って乗り越えて行けたら幸いだと思っております。
さて、暗い話はさて置き、4月になって新ランクが導入されました。それに伴いハンデの変動もありました。
今回のオートーークはSGオールスターですが、私の方からは普通開催も楽しめるように、私が注目しているハンデが軽化した選手達を挙げたいと思います。
まずA級選手では、岡松忠選手が10M前になりました。
いぶし銀のテクニックで、後続を苦しめる走りが出来ますので、かなり狙い目だと思います。
次に穴見和正選手は3月末から10M前になりました。
皆様もご存知の通り、「内線のガードマン」です。最重ハンの選手にとってはかなり厄介ですよね。
しかし穴見選手は、SGオールスターに出場しますので、その時点でハンデが重化してしまうかもしれません。その辺はご注意を。
そして牧瀬嘉葵選手が現在20M前です。この選手はスピードがありますし、好調時は捌きもあります。これから調子が上がってくれば外せない選手になると思います。
B級選手では、押田幸夫選手が30M前になり早速活躍しています。すぐ重くされるかな?
宮地朗選手は直近の開催から40M前となりました。この選手も良く高配当を出しますので面白い存在です。
そしてB級に降格した田邉誠選手、丹村司選手、今田真輔選手。
残念ながら現在はまだハンデが軽化されていません。しかしB級になれば、おのずと近々軽化されると場合がありますので、その時は狙い目だと思います。
その他にも、新ランク関係無しに、10M前の岩田裕臣選手、越智尚寿選手、20M前の塚越浩之選手などもハンデチャンスだと思います。
今後、上記の選手達を狙ってみてはいかがでしょうか?
○●小森○●
新型コロナの影響で、モヤモヤした気持ちの中で生活を送られている方も多いかと思います。
このオート界でも無観客でのレースが続いており、この状況がいつ終息し観客動員でのレースができるのかと不安になるこの頃。
しかし、選手は毎レース懸命に自分のベストの走りをしてファンの方々に画面越しで好レースを繰り広げてくれています。
今私にできることはそんな選手たちの状態を、前検日から初日にかけて選手の声をファンの方々に伝えること。
それは実際にロッカーに入って整備状況等をお伝えし、車券購入の参考になるような情報を伝えることです。
現状は取材許可も出ている為、取材の際にはロッカーに入る前に検温を実施し、マスク着用の徹底。
選手との距離は大きく保って、取材時間は手短に済ませるという対策を実施しております。
しばらくの間、ファンに方々には自宅でオートレースを楽しんで頂く状況となっておりますが、引き続きオートレースを宜しくお願いします。
さて、今回は飯塚SGオールスターが間もなく開催ですが、無観客での開催は引き続き、時間は昼間開催からナイター開催に変更が発表。
この時期では気温も上昇してきており、昼間の開催では滑りを気にする選手が多くなってくる為、ナイター開催になれば追い込み型の選手にとっては好都合ではないでしょうか。
また、お仕事が終わってからのひと時をオートレースで楽しむことができる為、ファンの方々にとっても良かったのではないでしょうか。
これを機会にネットや電話投票の顧客獲得を推進し、売り上げ向上に繋げていければ良いですね。
それでは間もなく、飯塚SGオールスターの開幕です!