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冒頭フリートーーク「後編」


○●ジェット社○●

お疲れ様です。今回もどうぞよろしくお願い致します。

11/28~12/1に行われた伊勢崎普通開催。開催名は「オートレースふなばしPRESENTS 黒潮杯」。私個人的にはすごく感銘を受けた開催でした。

選手達がスタートラインに並ぶ時のBGMが、当時船橋で使われていたもので、すごく懐かしく、船橋オートレースが蘇った感覚に陥りました。
特に船橋ホームのお客様達にとっては、たまらなかったのではないでしょうか。
残念ながら優勝戦は中止となってしまいましたが、船橋所属だった選手達の熱い気持ちが伝わってきましたし、普通開催ながら、Gレースでは味わえない、また別の雰囲気がありました。

船橋は、皆さんもご存じの通り、オートレース発祥の地と同時に、幾度となく名勝負が繰り広げられた場所でもあり、そして素晴らしいスター選手が沢山誕生した場所でした。
そんな船橋オートレース場で定番で行われていた「黒潮杯」。この名を引き継いで開催された伊勢崎オートレース場の施行者様の粋な計らいは素晴らしいと思います。

伊勢崎オートレース場は、過去にも「雨王座決定戦」「インファイター戦」「アウトファイター戦」などなど、普通開催ながら、お客様が興味を引くような番組を組まれたりされてきました。
ただでさえオートレースは、開催場が少なく、また選手の数も少ないです。そのせいもあってか、マンネリ化が進んでしまう傾向があると思います。

そんな中、お客様を逃さずに飽きさせない工夫は非常に大切だと思っております。
私なんぞが偉そうな事は言えませんが、他場でも(特に川口)このような取り組みをしていく事が必要だと思います。

1年間で一番多いのが「普通開催」です。「普通開催」をいかに楽しんで頂けるか? それがオートレースの繁栄のため、ごく重要なポイントだと思っております。
「普通開催」だからこそできるものが沢山あると思います。その辺を我々(特に沢さん)も含めて、今後考えて行きたい所存でございます。

○●高橋○●

いよいよスーパースタートライアルに出場するメンバーも決まり、年末っぽくなってきましたね。
この話は至る所で出てそうなので、自分の方からは取材に行ってきた伊勢崎・川口のファン感謝祭の事を少しお話したいと思います。

伊勢崎のファン感謝祭では始めに清水卓選手とお話しさせて頂きました。このファン感謝祭は清水卓選手が選手会の役員をやっていた時に始まったそうで、「最初は協力してもらうのが大変だった…」と当時の話を聞かせて頂きました。
もうすっかりと定着してきた伊勢崎のファン感謝祭ですが、何事も始めるのは大変そうですね。

そして今年も参加となっていた王者・高橋貢選手。昨年は久しぶりの参加で師匠の鈴木幸選手にも驚かれていたのですが、「今年も参加ですね」とお話を伺ったところ、「こうゆうのは俺なんかより若い選手の方が良いでしょ」と参加も迷っていたそうですが、「その前にメンバーに入っていた(笑)」といつもとは違う和やかな表情で話されていました。
始まってしまえばそんなの関係なしに一番楽しんでいた王者(笑)。来年もきっと?参加していることでしょう。
至る所でサインの行列が出来ていた場内ですが、田村選手がサインを書き終わったあと困った表情をしていたのでどうしましたか?と尋ねると、「マジックのキャップを置いて行ってしまった人が…」とキャップのみ残されて返す人がわからずじまい(笑)。
ファンの皆さん、サインだけじゃなくマジックのキャップも持ち帰りましょう(笑)

川口はいつものたたら祭りとは違った形でのファン感謝祭となりましたが、初めてのことに悪天候も重なり、選手の皆さんは朝から荷物の移動など大忙しとなっていました。
その後ロッカー内を回っていると、佐藤摩選手のロッカーでは片野選手と二人が朝マック。こちらはいつもの光景(笑)。
女子4選手のトークショーは「好きな顔の選手」、「今までで一番高い買い物」、「今までで一番怒られた先輩」等々、大盛り上がりとなっていました。
ゴーカート会場となった試走路脇でのスーパーボールすくいは押田幸選手片野選手が店番となり大盛況。
その後小さな子供たちが居なくなった会場では、大きな選手達が盛り上がっている姿も見られました。

チャリティーオークションでは【貢選手の全日本選抜の勝負服】や【中村雅人選手のヘルメット】が高額での落札となり、こちらも盛り上がりを見せていました。

レースの時とは全く違う表情が見られるファン感謝祭。今年行けなかった皆様は、来年はぜひ足を運んでみて下さい。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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