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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
日頃オートレース中継をご覧の皆様はご存知の通り、ワタクシことこの新年度より浜松にて専属解説者として、普通開催でも毎日CS放送にて解説予想をさせていただいております。

他4場の解説予想ご担当はいずれも元選手の方々とあって、私なんかでいいのだろうかと、プレッシャーも結構あったりしますが、日々の取材成果やデータを最大限利用して、的確な展開予想と的中率・回収率、どちらも意識した予想をお届けするべく頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

そんな中、4月の浜松普通開催2節を終えて思うのは「一般戦の予想の難しさ」
準決勝日・最終日のいわゆる一般戦では、実際配当も荒れることが多いのですが、当然のごとく予想的中率も低く難儀しております。
今後は今までの上位選手中心の取材から、より時間を割いてロッカー内まんべんなくの取材を心がけ、勝ち上がり戦はもちろん、一般戦の予想的中率を向上させて行いきたいと切に思う次第。
荒れるのは仕方ないとして、穴レースはきちんと「穴」印で当てるのをモットーに精進してまいります。


○●ジェット社○●
初夏の始まりか、このごろ全国的に急激に気温が上がっています。
おのずとオートレースでも走路温度が高くなり、選手達は滑り対策に追われています。

サマータイヤ(フロントのみ)に替える目安が、だいたい走路温度が40℃ぐらいらしいので、この40℃ぐらいから、より滑りが出始めると思われます。
まだ4月下旬ですが、先日の山陽G1平成CCや、現在開催中の川口でも、走路温度は40℃を超えています。
特に山陽平成CCの初日では、S級選手が多数いる中、20M前の0ハン選手が3.48で1着になり、10万円オーバーの高配当がいきなり出ました。
急激の走路温度上昇に、重ハンの選手達は、すぐには合わせ切れなかった印象です。

今の季節、気温の寒暖差が激しいので、走路温度が低い時もあれば高い時もあり、走路温度の差が大きいです。選手達もマシンのセッティングに悩ましい事だと思います。
なので、冷えていた走路から、いきなり走路温度が40℃を超えた時は、重ハン選手は合わせ切れていない事が多いため、特に高配当が出る傾向があると思います。
そんな時は、軽ハンの選手や、序盤で展開を作れるスタートが早い選手などを重視して、高配当を狙うのも良いと思いますよ。
以上、今回はしまりの無い文になってしまいましたが、今の季節の予想に役立てば幸いです(笑)。


○●高橋希○●
少し前の話になりますが、年末のスーパースター王座決定戦へ向けたポイント争いが、3月のプレミアムカップでスタートしました。
G1優勝から長らく遠ざかっていた中村雅選手が、先行する青山周選手をすんなりかわしての圧勝となりましたが、激しくなった2・3着争いも力が入りましたね。
3着までしかポイントがもらえない中で、佐藤摩選手青山周選手を攻め続け、新井恵選手松尾啓選手を振り切り3着でポイントを獲得しました。
これで摩弥選手スーパースター王座決定戦出場にグッと近づきました。表彰式など至る所で話していた目標を達成することが出来そうで、また一つ新たな歴史を切り開いてくれそうです。

また新年度を迎え多くの選手達がオートレース界から去って行きました。この流れは何度も見てきましたが、とても悲しく辛いものですね。
特に師匠でもある野崎選手のラストランを、弟子の早川選手が花を添える優勝を飾った日は、現場で見ていて思わずもらい泣きをしてしまいました。
早川選手が優勝コメントで「迷惑をかけてばかりで」とおっしゃっていましたが、いつも厳しい攻めを見せる早川選手を、野崎選手が陰で支えてくれていたのでしょうね。
早川選手には手が届きかけているSG初優勝で、ぜひ最高の恩返しをしてもらいたいですね!
野崎選手を始め、これまでオートレース界を支えてきてくれた選手の皆様、大変お疲れ様でした。

新元号も発表されて間もなく新しい『令和』の時代がスタートとなります。
令和元年デビューとなる34期生には、オートレース界を去って行った選手達以上の活躍を、大いに期待していきたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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