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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
さていよいよ年度末を飾るプレミアムカップ
4月からの新年度レーススケジュールについての所感を前回書かせていただきましたが、その後電撃的に発表されたのが、その新年度の目玉的企画レースともいえる『スーパースターガールズ王座決定戦(と、その予選リーグ戦)』
今回の冒頭トークは、これについての見解を全員の統一テーマとしたいと思います。

企画の概要としては…
○4月以降、浜松・川口・伊勢崎・飯塚の4場で予選リーグ戦(ポイント制)を実施
12/27(川口SSフェスタ初日)に、ポイント上位8名による王座決定戦を実施
というもの。

そして予選リーグの日程は…
4/13 浜松
6/1  川口
8/1  伊勢崎 ※ナイター
10/19 飯塚 ※ナイター予定
とのこと。

企画をざっと見た限りでは、正直「時期尚早なのでは?」という感じがしないでもない。
女子全11名のうち7名がまだまだ発展途上の33期生ルーキーでもあり、現況では31期・佐藤摩弥の力量が抜きん出ていて、車券人気も集中するだろう。
これは希望だが、できれば女王・サトマヤ選手には今後のSG・プレミアムカップで優出を遂げていただき、スーパースタートライアル本戦に乗ってもらいたい。
SSを戦う女王の背中を見つつ、後輩女子が覇を争う…そんな図式が最も美しいと思うがいかがか(後から見たら小森記者も同意見のようで)。

それでも、何事もやらないよりはやったほうが良いと思うし、33期女子が一年間4度のリーグ戦を戦う中でどのように成長していくのかも楽しみではある。
個人的には記念すべき女子リーグ元年を盛り上げるべく、アツい視線で観て・予想して・お伝えしたいと思います。

○●ジェット社○●
来年度新設される「スーパースターガールズ王座決定戦」。
過去にも女子レーサーのみのレースは、企画レースではありましたが、今回は1年を通して予選を行い、年末に王座決定戦を行うという本格的なものです。

沢さんの方から説明がありましたが、現在いる11名の女子選手で、予選を浜松、川口、伊勢崎、飯塚の4場で1レースずつ行い、1着選手と得点上位選手が、年末のスーパースターフェスタ初日の「スーパースターガールズ王座決定戦」に進出し、そこで最強女子レーサーを決めるというものです。

すごく面白い企画だと思いますね。女子選手達には新しい目標が出来たでしょうし、ファンの方々にしても、今までとは違う新鮮なレースが見れるわけです。

11名のうち8名が進出出来るとなれば、盛り上がりに欠けると思いがちですが、最後の8番目の枠の争いは熾烈になると思います(笑)。
レースはハンデ戦になるでしょう。1着条件があるだけに、得点がない選手も1着獲れば進出出来ますので、最後の飯塚の予選は白熱しそう。

まだ細かい事はわかりませんが、「ガールズ王座決定戦」に進出した選手は、2日目から「シリーズ戦」の方に参戦できるのですよね?
1日だけ走らせても、選手の権利と斡旋が複雑になってしまうので、おそらく「シリーズ戦」に参戦できるようにすると思いますが。
そうなれば、女子レーサー達も、ガールズ王座決定戦進出=シリーズ戦出場となりますから、より気合が入ると思いますよ。

益さん岸さんの引退で現在は11名ですが、34期からは女子選手が5名誕生する予定です。
これから先「ガールズ王座決定戦」が発展していくことを願います。

○●小森亮平○●
近況は、春も間近と言った気候となりつつある飯塚、山陽オート周辺。
朝夕で寒暖差も激しい為か、気候変化に各選手、マシンの調整やタイヤ選択に苦戦している様に感じます。

また、グレードレースでも追い上げが厳しい状況で、スタート後は出たなりでの競走になってしまいがちな印象もあるのは私だけでしょうか。

さて今回は、先日発表されました来年度からの新企画、スーパースターガールズ王座決定戦が新設されることになりました。
各地に所属する女子レーサー計11名にて予選を実施し、毎年恒例となった年末のSGスーパースターフェスタにて、ガールズ王座を決定するといった内容となっております。

近況の成績からいけば、川口の佐藤摩弥選手の一強模様であり、摩弥選手には当初より開催中である、スーパースター王座決定戦への出場権を獲得して頂き、他10名でのガールズ王座決定戦となることが望ましいのでは…とも思います。
その10名の中でも、33期はまだまだ技量アップが必要な状況ですが、岡谷美由紀選手藤本梨恵選手片野利沙選手ら、抜け出してしまえば好タイムを出して来る選手もいますので、是非、今後の活躍に注目して頂きたいと思います。

新しい企画を繰り出しながら顧客獲得としたいオート界。
先日の鈴木圭選手の2級車戦も記憶に新しいと思いますが、こういった企画を沢山実施して頂き、オートがもっと浸透して盛り上がって行って欲しいなと感じます。
また、企画についてはファンの皆さまの要望をしっかりと取り入れて頂き、この企画に付随してやはりファンの方が車券を買いたくなる様な企画レースを取り入れて頂きたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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