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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
全国のオートレースファン、モバイルユーザーの皆様、明けましておめでとうございます。
本年もG1・SG展望オートーークをよろしくお願いいたします。

年末のスーパースター王座決定戦のリアルタイム予想も的中させ、無事に年を越した私ですが、その川口では例年以上のファンの熱気を感じ、終わってみれば今回も大晦日には2万人以上の入場者、そして開催全売上も、なんと前年比108.4%で目標を2億円近く超えたとか。
こりゃめでたい!

そして、他の公営競技に目をやっても、同じく大晦日のボート・クイーンズクライマックスも、開催総売上げ120億円で目標を15億も上回り、同じくボートの住之江グランプリも目標を14億上回る169億円。
中央競馬の有馬記念と競輪グランプリはともに前年の売り上げに及ばなかったものの、99%前後の文字通り微減であり、これは公営ギャンブルにお客が戻ってきた、もしくは新規客の開拓が成功している証拠と素直に解釈したい。

ここ最近のオートレースの認知度アップについては、現在ますます影響力を増している民間ポータルサイトによるネット販売促進・PRが大いに功を奏しているとみるが、この波に乗って一層販路を増やしていくためには、やはり観て・賭けて面白いレースの提供が大切なのは言うまでもない。
売り上げ安定のミッドナイトにしても、安穏と開催をこなしているだけではいずれ飽きられる時が来ると自覚して、常に魅力ある(車券を買いたくなる)番組編成を心がけないことには。

しかし、年末は実際にレース場に足を運ぶファンも、普段は自宅や外出先でのネット買いへシフトしている向きが多く、年間通しての本場入場者数は減少の一方だ。
「オートの魅力は生レース」というのも確かだが、レース場に往時の賑わいを取り戻すのは今や無理と割り切ることも必要か。もちろんそんな中でも本場にお越しいただけるファンの皆さんには、今まで以上に手厚いサービスを…は言うまでもない。

私的には「オートレースモバイル」、そして浜松本場で仕事をさせていただいている身として、今年は本場・ネット投票を問わず、ファンの皆さんにとって役立つ、より直近の選手情報、
そして試走後リアルタイム予想やCS放送での予想トークなど、更に多くの場面で速報性の高い解説・予想行為を実現できるよう頑張ってまいります! …と、新年の抱負とあわせまして。


○●ジェット社○●
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

オートレースは新年1/2から川口と浜松で開催がありました。

川口は、1級車に乗り替わった黒川京介選手が見事優勝。以前のフリートークや「戦術サミット」の方でも語らせて頂きましたが、黒川選手は秋からやっていた1級車の練習がハンパ無かったのです。
1級車デビューしたら一節目で優勝するのではないかと私個人的に睨んでおりました。実に今後が楽しみですね。

浜松は、木村享平選手が、鈴木圭一郎選手佐藤貴也選手などS級のトップレーサーを相手に0ハンから振り切って見事優勝しました。この選手も仕上がれば快速を発揮しますね。
新年早々優勝戦で3万円の高配当を演出してくれました。こちらも今後が楽しみです。

川口と浜松の優勝戦の3着まで順位と上がりタイムは以下の通りになりました。
【川口優勝戦】
優勝:黒川京介(上がり3.358)
2着:森且行(上がり3.343)
3着:早川清太郎(上がり3.349)

【浜松優勝戦】
優勝:木村享平(上がり3.358)
2着:山田達也(上がり3.343)
3着:加賀谷建明(上がり3.349)

お気付きでしょうか(笑)?
またオカルト的な話で申し訳ございませんが、川口も浜松も1着から3着までの上がりタイムが全て一緒だったのです(笑)。
これは天文学的な数値の確率で、このような事は大変珍しいです。
今年のオートレースも何かが起こりそうと、勝手ながら思っております(笑)。
新年早々オートレースから目が離せませんね(笑)。


○●高橋希○●
昨年末に開催されたSG第33回スーパースター王座決定戦は永井大介選手の優勝で幕を閉じました。
大晦日には、一昨年同様にお正月開催の取材でロッカーにお邪魔させて頂きましたが、物凄い緊張感に包まれていて、2年連続で場違い感を感じてきました(笑)。

圭一郎選手は”調整して試走路へ”を何度繰り返したのか分からないくらい何度も音の確認に。貢選手も朝から直前までずっと車に向き合ってました。
そして優勝した永井大選手も最後までタイヤを調整している姿を見て、華やかさとはまた違う一面を見ることが出来た貴重な経験となりました。

また昨年末には相次いで選手の引退が発表されました。
岩科州選手藤達也選手益春菜選手に続いて発表されたのが西村健選手岸萌水選手
31日の引退式で来場していた益選手は、ロッカー内で挨拶回りをされていましたが、選手と話している姿を見ると仲間からも愛される選手だったんだなと感じました。
ほんとに残念な引退ではありますが、これから違う世界でも活躍してもらいたいですね!

伊勢崎を担当することが多い私としては、西村健選手の引退も衝撃的で、取材で西村健選手の空いたロッカーを通るたびにいつも寂しい気持ちになってしまいます。
とても物静かな方で黙々と整備をしている姿が思い出されますが、お話を聞きに行くとエンジン状態を細かく教えて頂き、いつも勉強させてもらっていました。
あの軽快な逃げが見れなくなってしまうのはとても残念ですが、今後も新しい世界での活躍に期待したいですね!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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