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冒頭フリートーーク


○●沢○●
2月の現地取材は浜松G1一開催のみ。その後3週間近く現場から離れ、若干浦島太郎状態の沢です。
しかし3月はいきなりの5開催取材! 頭をオートレースモードに戻さないことには。

さて、その2月には4月からの新全国ランキングと開催日程が発表となり、新年度への期待も高まるところ。

新ランクでの各場ナンバー1は、川口・永井大介、浜松・鈴木圭一郎は不変。
飯塚は荒尾聡が3度目の大将の座。近年毎期ごとにトップが入れ替わる山陽では松尾啓史が6度目の返り咲き。
そしてトップ2が激しく入れ替わる伊勢崎では今回は高橋貢をしのいで青山周平が…といったところ。

上位でランク浮上ぶり目立つのが…

青山周平(S11→S2)
金子大輔(S46→S5)
吉原恭佑(S39→S12)
斎藤撤二(S31→S13)
加賀谷建明(S44→S18)
有吉辰也(A33→S34)

といったあたり。昨年後半の活躍ぶりを思い出せば、なるほどと思えるメンツではある。
各選手とも4月以降、より外枠に置かれてどうか…に興味が集まる。

むしろ車券的にはランク急下降した選手(=今までより内枠に置かれる)の方が気になるところだが…

松尾啓史(S8→S23)
人見剛志(S7→S36)
西原智昭(S24→S39)
田村治郎(S19→S43)
丹村飛竜(S18→S45)
岡部聡(S26→A1)
岩田行雄(S37→A21)

と、こうしてみるとやはりスタートに難・ムラのある選手が多い。
前期は外枠からのスタート展開に苦しんだということが言え、4月以降は内寄りからスタート枠なり残して行ければ一発十分の予感も。

○●ジェット社○●
お疲れ様です。今日も宜しくお願い致します。

沢さんがおっしゃる通り、4月からの新ランクの発表がありました。
今が旬であり、すごく興味深いですが、それはまた別の機会にさせて頂き、私の方からは別のお話を。

1月の事になりますが、山陽G2若獅子杯の4日目に組まれた番組
私個人的にすごく感銘を受けましたので、そのお話をさせて頂きます。

この日は準決勝でした。
しかし一般戦もお客様の気を引くように、番組屋さんがすごく工夫された事に感心しました。

この日の1R~8Rの番組名は↓

・飯塚VS川口
・シーサイドオープン
・ツヨカワ女子対イケメン
・29期ライバル対決
・山陽VS伊勢崎
・S級チャレンジバトル
・2連単払戻率80%競走
・激突31期VS32期


というものでした。

飯塚VS川口のように、団体戦という志向があるだけに、普段よりも奥深い想像が広がりました。
シーサイドオープンは、この開催はハンデ戦が多かっただけに、オープン戦を入れる事により、飽きが来ない感じがありました。
ツヨカワ女子対イケメンは、最重ハン単騎から佐藤摩選手がイケメン選手を追うレースでした。

29期ライバル対決は、その名の通り同期対決です。養成場で苦を共にし、良き仲間でありながらも、最も意識するライバルでもあり、白熱する感じがありました。
S級チャレンジバトルは、S級選手が1人で、A級選手が7名。S級選手が全てを捕まえられるかという構成でした。

31期VS32期は、先輩は面目を保つために走りますが、後輩としては最も差がない先輩なだけに、いつも以上に思い切って走った印象がありました。

私はツイッターをやっているのですが、この時は「面白い」「興味が沸く」「レースを見てみたい」など,ファンの方々のツイートが多かったです。
私だけではなく、すごく反響がありました。

一般戦も興味を引く番組であれば、早くからお客様が車券を購入されるでしょうし、レース的にも飽きが来ないでしょうし、そして、おのずと売上アップに繋がるところもあると思います。

これからは、一般戦も面白い番組を作る心がけが必要だと勝手ながら思っております。
先日行われた「夢のイケメンレース」や「ガールズレーサーバトル」は予選ながらすごく良い企画だった思います。
今後もこのような番組作りを期待したいです。

私個人的には、普通開催で「B級選手のオープン戦」など良いと思います。
全盛期の動きは無いにしろ、B級選手にはSG戦線で活躍していた選手もいます。
同じB級選手同士でオープン戦となれば、いつも以上に気合いが入り、一味違ったB級選手の姿を見せてくれそうな気がします。
オールドファンの方々にはたまらないと思いますし、またB級選手にスポットを当てる事によって、よりB級選手を知ってもらい、一般戦を楽しんで頂きたいとも思います。

以上、ジェットの独り言でした(笑)。

【沢回答】
賛同。オートレースは「商売」。番組は「商品」ですからね!
魅力ある商品を並べれば買い手(車券ファン)の購入意欲も湧こうというもの。
「思わず買いたくなる・予想したくなる」番組作りに今後も期待したいですな。

○●青山○●
2018年は早くも2ヶ月が経過。2月の半ばには平成30年度前期適用ランクが発表されましたが、何より鈴木圭一郎選手の3期連続S1はさすがの一言に尽きますね。

年初に行われたSG全日本選抜も雨で制しており、恐ろしいスピードで成長している鈴木圭選手。今後もどのような走りを見せてくれるのか非常に楽しみです。

S2には青山周平選手。こちらは29年後期ランクS11から大きくランクを上げる形となりました。

更にその他を見渡すと目に留まるのが斎藤撤二選手のS級13位。こちらもS級31位から大きく順位を上げましたね。スタートの切れも以前より目立っており、昨年は久しぶりの優勝も飾った斎藤撤選手
来期は今の位置より厳しくなりそうですが、今後の走りにも注目したいですね。

またS級に昇級といったメンバーを見てみると、昨年はSGの優出もあった有吉辰也選手に、地元で久々の優勝を飾った五十嵐一夫選手
その他にも藤岡一樹選手、中野憲人選手、西村龍太郎選手、東小野正道選手、そしてS級48位に入ったのが松本康選手。松本康選手はしばらくA級が続いていただけに、嬉しいS級返り咲きとなったのではないでしょうか。

また注目の33期生からは中村杏亮選手、黒川京介選手「Wキョウスケ」がA級入り!
中村杏選手は最優秀新人選手、黒川選手は1月に初優勝を飾っており、これからの成長も楽しみですね!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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