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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
いよいよ秋のビッグレース戦線も後半に突入!
皆さん、日々車券買ってますか?予想してますか?

最近浜松での連日のトークイベント等でお客様によく「沢さんはどうやって予想を考えているの?」というご質問を受けます。
そこで今回は、私の基本的予想ロジックをおおまかにご説明しようかなという、恥さらし的展開(笑)で。

《良走路》※普通開催ハンデ戦の場合
○まずは番組を眺め、直近の成績・持ち時計・スタート力比較などから「メインで逃げる選手」「追い中心の選手」を定める。

○次に「中ハンデから抜け出す選手」に目星をつける(最近のオートはこの「中ハンデ抜け出し」の率が上昇傾向にあるので…)。

○そして、以上3車を中心としての展開予想を立てる。その際、データとして活用するのは選手ごとの「対戦成績」である。ここから見て取れる「この選手はこの選手を抜ける・抜けない(抜きやすい・抜きづらい)」というのが最も重要なファクターとなる。

《湿走路》
○まずはその場ごとの走路状況(インが利く?外が利く?)を吟味。

○次に各選手の近況湿走路推移とコース取りを考え(コースはもちろん自在型が優位)…

○スタートは枠なり基本で展開予想(雨ではカラ回りのリスクが多いため多くの選手がスタートを思いきり切れないため、外からのカマシ率は低下する)。

○最後に3着穴選手探し(笑)

…と、簡単にまとめてみましたがいかがでしょうか。普段の「モバイル」での予想印、そしてTV解説等での予想目は、基本この思考回路にて弾き出されておりますのでご参考までに。

とはいえ、このところの私の予想は不振気味。特に「印はそこそこ当たっても、予想目にすると微妙にズレる」という症状が続いており、前述の予想ロジックを丸ごと鵜呑みにするのはキケンかも。
私の予想目を、皆さんご自身で微妙にアレンジされて買われることをおススメしたいと思います(苦笑)。

さて、日本選手権!浜松スタジオからの連日の予想、頑張りますよ~(笑)!!!


○●ジェット社○●
いよいよSG日本選手権ですね。これが年末のスーパースター王座決定戦(16名)への出場資格をめぐる最後の決戦となります。
そこで、今回の冒頭フリートークは、スーパースター王座決定戦への出場資格をおさらいすると同時に、今年のSG優勝者、及びSG・プレCの優勝戦ポイント獲得上位者を私の方から述べたいと思います。
各選手の置かれている状況を把握した上で、今回のSG日本選手権を見れば、一層面白さが増す事と思いますよ。

まず出場資格は、皆さんもご存知かと思いますが以下の通りとなります。

【1】SG優勝者(出場決定)
【2】各場競走成績第1位選手(5名・1月~10月までの成績)
【3】SG・プレCの優勝戦得点上位選手(上記【1】と【2】該当選手は除く)


次に【1】のSG優勝者と、【3】のSG・プレCの優勝戦得点上位選手は以下の通りとなっています。
※【2】の各場競走成績第1位選手は11月上旬に発表されます。

【1】SG優勝者
SGオールスター:鈴木圭選手
SGオートレースグランプリ:高橋貢選手
※今年は全日本選抜の開催無し

【3】のSG・プレCの優勝戦得点上位選手
青山周選手:10ポイント
永井大選手:15ポイント
佐藤貴選手:11ポイント
荒尾選手:10ポイント
松尾啓選手:10ポイント
三浦選手:10ポイント
浦田選手:8ポイント
早川選手:7ポイント
人見選手:3ポイント
黒岩選手:1ポイント

となっています。

主に毎年【3】SG・プレCの優勝戦得点上位選手に、【1】SG優勝者・【2】各場競走成績第1位選手の重複が多くあります。
因みに去年は、【1】SG優勝者と【2】各場競走成績第1位選手を5人の選手が独占し、ポイント獲得者が11名も出場しています。

今年は、現在のポイント獲得者は10名です。しかしここから、SG覇者で各場競走成績第1位選手となりそうな圭一郎・貢選手の2名の他に、
残りの3場の競走成績第1位選手に、川口では永井大選手、山陽は人見選手松尾啓選手、飯塚は浦田選手荒尾選手が、各場競走成績第1位選手として出場資格を得る可能性が高いため、
現在のポイント獲得者は10名ですが、3場の第1位選手が重複で除かれれば、実質はポイント獲得者は7名ぐらいとなりそうです。

これは、現在わずか1ポイントの黒岩選手まで出場資格を得られる状況を意味し、他の選手達も、
今回の日本選手権で優出さえ出来れば、着が下位であっても、ポイントさえ獲得できれば十分にチャンスがあるという事です。

もし、日本選手権で新たなポイント獲得者が出なければ、SG優勝者・各場競走成績第1位選手で5名に、それにポイント獲得者が7名のみとなれば、16名に満たないという緊急事態が起こるかもですね(笑)。
このような状況になったのは、今年は全日本選抜が無かった事と、常連者である中村雅選手金子大選手らが怪我による離脱があった事が原因と考えられます。

どちらにせよ、今回の日本選手権では16番目に滑り込む枠が多く、まだポイントが無い、中村雅選手、金子大選手、木村武選手らの実力者をはじめ、
他の選手達にも、この日本選手権で年末の切符を掴むチャンスが多いにあるという事です。優出をめぐって例年以上に白熱すると思いますよ!

○●高橋希○●
今年の6月からオートレースモバイルの記者の仲間入りをさせてもらい、感じた事をお話させて頂きたいと思います。

まずは選手とファンの距離が年々近づいているんだなと印象を受けました。
ファン感謝祭やお出迎え、勝利者インタビューと忙しい中をかいくぐり、ファンとの交流の場を設けて来た選手の方々や施行者・スタッフの方々の努力も大きいし、
それに応えるファンの多さにも驚きました。感謝祭では選手・ファンのたくさんの笑顔を見て、少しでも多くの人にオートレースの魅力を伝えて行けたらと改めて思いました。

そしてもう一つ。
ロッカーで選手の方々を見ていると、本当にギリギリまで整備していることに驚かされました。
納得のいく仕上がりになれば選手の方々は、各々の過ごし方でレースの時間を待ちます。

しかし納得のいく仕上がりになってない場合は、整備出来るギリギリの時間まで調整を行い、
微妙な天候の場合は数種類のタイヤを準備して、自分のレースの走路状態に最も適したタイヤを選びレースに向かいます。

すごくシビアな世界で、とても繊細な作業を日々繰り返している選手の方々ですが、
忙しい中、私の質問にも丁寧に答えて頂けて毎回感謝の連続です。

まだまだ勉強不足で選手の方々に迷惑を掛けてしまう事も少なくありませんが、日々勉強して参りたいと思います。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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