◆松尾:あとひざ当てとかも、例えば自分の競走車にまたがって、“これなら乗れそう”って言われたら、コピーを作るのが得意なので、それで何本も作ったことはありますね。ま・
杏:頼られてますね!
◆松尾:それで“良くなった!”って言われるのが嬉しいので、頼まれたりするのは嫌いじゃないですし、もしそれで良くならなかったら、逆に良くなるまで見たいって思います。杏:私、みんなが松尾さん仕様にしていると思っていたんですが、違うんですね。
◆松尾:自分仕様にしたのは春本(山陽:春本綾斗選手)くらいですね。杏:その選手に合わせて、松尾さんがアドバスしていたんですね。
◆松尾:そうですね。でもひざ当ては形が全く一緒の人はいっぱいいます。ま・
杏:へぇ~!
◆松尾:自分のが壊れたりしたときには、いろんなところにコピーがあるから、逆に見せてもらって作れるので良いですね(笑)。ま・
杏:アハハハハ!
ま:そういえば、岩崎さんも他の選手の競走車にまたがってること、多いですよね?
◆松尾:そうですね、岩崎さんはどちらかというとスタンダードな乗り方で、そういう感性もすごいので、自分もわけわからなくなった時は見てもらったりします。ま・
杏:へぇ~!
◆松尾:岩崎さんはすごく繊細ですね。ちょっとしたことに気づいたりします。ま・
杏:へぇ~!
◆松尾:自分も基本好きなので、いろいろまたがっているうちに覚えているんだと思います。
だから誰か落車してその選手がわけわからんくなった時とかはまたがって、ここもう少しこうやったよとか、もう少しイス(サドル)高かったよとかアドバイスしますね。ま・
杏:へぇ~!
◆松尾:新人の時は腰回りと乗り方しか研究していない、ってくらいだったのでそれもありますかね。あとはエンジンなどの方が難しいです。