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★船橋プレミアムカップ展望
【遠征勢注目選手】

川口勢でスタート上昇中は佐藤裕二
地元G1ではほぼ全盛期の切れに近づいてきた印象で、問題は道中のタイヤのいいのが見つかるかどうか。

反対に、ようやく昨年来のスタートのトラウマから脱却したと思ったら…G1でFの加賀谷建明
その後の一般戦では8番手からでも追って1着はあったものの、メンバーが上がるここで、しかも0オープンでは厳しそう。
エンジンは安定しているだけに他のミス待ちかな。

高橋義弘、鈴木清はエンジン・スタートともに安定していて、ともに一発は可能。
森且行は相変わらずタイヤ次第も、新車「ムラサメ」もやや下降気味で何かテコ入れ必要か。
乗り手の船橋苦手意識は、ここ最近は払拭されつつある。
G1では乗り替わったエンジンが全く動かずの益春菜もスタートに関しては問題なく、オープンでの飛び出しは十分。
過去連対率の高い船橋走路で車も合わせてくれば面白い。
山田達也も道中の足は問題なく、ネックのスタートもG1ではいつも以上に切れていたので、位置次第では。

伊勢崎からは、1月さざんかカップを勝った王者・高橋貢
さすがの船橋巧者ぶりを見せつけた結果となったし、2009年当時唯一のスーパースター王座決定戦を勝ったのも記憶に新しい。
地元勢にとって一番の脅威と言っていいだろう。

早川清太郎も近今日は連日試走タイムも出て状態安定
川口ではその前の浜松準決勝での反妨がトラウマになっていた模様で、やや道中の攻めがおとなしかったが、そろそろ気持ちの切り替えもできているだろう。

これは開催パンフレットにも記したが、西日本勢にここ1年間の船橋勝率の高い車が多い。

まずは船橋良走路3連対率、驚異の94.4%を誇るのが浦田信輔
車状態は問題なしで、0オープンのスタートにはやや不安も、付いて出れば序盤で前を叩く力は十分。
木村武之も全国3連率64.4%に対し、船橋のそれは84.6%と極端な数字。
船橋に来ると足周り不安の印象があったが、結構勝ってるんだね。

もっとすごいのが佐々木啓で、全国53.2%に対して船橋90.9%
これは車券からは外せないという実績。
ほかにも松尾啓史(全国46.0%・船橋77.8%)、伊藤信夫(全国59.1%・船橋75.0%)あたりの数字が目立つ。
※上記データはオートレースモバイル「走路別勝率」参考

西勢でスタート好調といえば荒尾聡はもちろん、一時期伸びもう一つだった篠原睦も本来の切れに戻ってきた。
共に内外どの位置からでも高確率で切ってくるだけに、オール0Mオープンは大歓迎だろうし、エンジンの仕上げにも熱がこもりそう。
川口G1では荒尾は最後まで伸びが出ず、篠原の方がレース足型に仕上がっていた。
久門徹・岩見貴史にもスタート一発の期待は常に持っていい。

岩崎亮一も川口準決勝前の下回り整備でようやく欲しかった伸びが出てスタートも良化。
船橋では実績に乏しい感があるが、足周りを安定させれば初日から動いてきそう。

浜野淳は川口では新型クラッチに交換してスタートに大きな壁。
いまだにセッティング・切り方ともに見えていない様子。
エンジン的にも迷走気味で不安は多いが、ある日突然超抜状態になることも多いので要注意。
連日取材できっちりと追いたい。
年明け以降、スタート安定して成績も上昇中の丹村飛竜は飛び出してしまえば道中の車速も最上位級で、今回最大の狙い目かも。

ほか、A級を含め、スタート好調選手を挙げれば、青木治親、佐藤摩弥、篠崎実、吉原恭佑、青島正樹、鈴木宏和、筒井健太、藤岡一樹…。
そして、川口G1で復活の片鱗を見せた有吉辰也の動きにも大注目ですな。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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