◆中村:ん~。連勝はね・・・、正直連勝はしていても、内容は自分の中では納得してないです。数字より自分が思う内容の良し悪しが自分の中では大事ですね。
ま:そうなんですね。そして、次は2回目のランク1位ですが。
◆中村:自分の器量以上のところに来てしまった。来てしまっていいのだろうかという思いがある。素直に”S1になれた”という感じじゃないんです。
上から言うんじゃないですよ。ただ、自分はスター性は無いから、(S1に)ならせないように周りに頑張って欲しいです。
ま:えええ!そんなことはないですよ。でもS1は永井さんも青山さんも重いと言っていました。
◆中村:重いですよ~。ストレスがかかる。自分はあまり思わないようにしていても、やっぱり半年間はついて回るものだからね。2~3番目あたりが自分らしいスタンスでいられると思います(笑)。
ま:それでも前回のS1の時も、すごく冷静だったような気がします。
◆中村:あまり気持ちを上げないようにしているところはあります。やる気が出るときももちろんあるけど、上げ過ぎると、絶対ガッと下がるから。出来るだけローで保つようにしています(笑)。たぶん精神的に保守しているんだと思いますよ。
やっぱりさ、人生ずっと良いわけじゃないからね。すごい良い時があれば悪い時もあるわけだし。だからその差をあまり作らないようにしてるんだよ(笑)。ま、でも自分は人よりもともと喜怒哀楽が少ない方だと思うからね。
ま:そういば前にそんな話し、していましたね。それでもSG制覇の時はガッツポーズのジャブが決まっていましたよ。
◆中村:いやぁ、あの時はやっぱり嬉しかったね。でもその後はそんなに喜んでいるのは無いと思う(笑)。
ま:確かに・・・。いよいよ船橋のレースも最後になりますが、プレミアムカップどう挑みますか?
◆中村:悔いなく走れるように、それだけです。
ま:優勝は?
◆中村:ん~、とにかく悔いが残らないように走るだけです(笑)。残り5走しかないですからね。
ま:頑張ってください!
◆中村:ありがとうございます。