◆安藤:1枚じゃ足りんときあって、もう一枚上からかぶって、それに紐を付け取るんよ。で、紐引っ張って1枚目のやつをパッと外すんよ。
ま・杏:へ~!
ま:あ!なんか、モトクロみたい!モトクロもシールドにシールみたいなものが何枚か付けてて、レース中にそれをパッと剥がすんですって。
◆安藤:へ~、今はそんなんがあるんやね。
ま:安藤さんはダート走ったんですか?
◆安藤:レースとして正式には乗ってない。練習かなんかの時に「乗りたいもん(乗りたい人)~」って聞かれて、”は~い”って言って乗っただけ。
杏:じゃ、養成所って舗装だったんですか?
◆安藤:そう、養成は山陽オートで舗装やった。
ま・杏:へ~。
◆安藤:見るのはダートの方が面白いよね。あの砂塵がバーってくる感じとかね(笑)。でも(レースとして)乗らんで良かったかもしれん。
杏:何でですか?
◆安藤:もし落車した場合、舗装のように外に流れんから、後ろから乗りあげられてしまうんよ。それもあって事故防止、安全対策で舗装になったんよ。
ま・杏:そうなんですね。
杏:安藤さんの時は女子レーサーはいなかったんですか?
◆安藤:ダートの時に岡本七重(浜松)って人がおったよ。
杏:一人だけでした?
◆安藤:俺はその一人しか知らん。男の人抜いて行きよったよ。
杏:すご~い!じゃ、一緒には走ってないんですね。
◆安藤:うん。ダートは俺が入った時は無かったからね。でもダートが最後の時は、ファン感謝デーみたいな感じで走路でみんなでバーベキューとかしよったよ。