杏:去年、SG(日本選手権)の準決、すごく惜しかったですね。
ま:外線突破!
杏:あれ、すごく惜しかったですよね。
(※2014年SG日本選手権、準決勝戦2着入線するも、外線突破で失格)
◆新井:あれは・・・お客さんに迷惑かけちゃいましたね・・・。ホントに申し訳なかったです。
今思えば、もう少し冷静に走れてれていればって思います。
ま:冷静になれていなかったんですか?
◆新井:外(のコース)が食いつくっていうのがわかっていたんで、車を外に外に出したかったんです。でもなかなか外に出れなくて、やっと出れたのが残り2周くらいで、その時3番手を走ってたんです。
いつもなら、車券の圏内にいるときは反則とかそういうことしちゃいけないって、思っているんですよ。他の人に迷惑かけちゃったら、その人を買っている人にも迷惑かけちゃうじゃないですか。
ま・杏:うんうん。
◆新井:でも残り2周で、前との離され方を見た時に、そう言うこと忘れちゃって・・・。
とにかく開けないとこの距離追いつかないって思ったんですよ。自分の中で、パンッて何かが切れて、そう言うモードに入っちゃって、いつの間にか開けすぎてて、”あれ?!もうこんなところに外線がある!!”って思って。
ま・杏:わお!
◆新井:自分でもウソでしょ!って思って。でも、(外線)切ったのかな?わかんない!って思って、とりあえず最後まで追うだけ追って、このペースならって思って、最後差せたんですけど・・・はみ出しちゃってて・・・。
ま・杏:はみ出しちゃって(笑)。
◆新井:食いつくところが、外線から少し手前のところだったんですよ。そこが一番食いついて。
ま:それって、どこかで情報を仕入れていたんですか?