(2015年2月26日更新)
★SG.SVカッチャウさん
「選手が音でエンジンの良し悪しを確認しているのを記事で読みますが、具体的に良い音と悪い音はあるのでしょうか?
また、どんな所を聞き分けているのでしょうか?
走るコースや攻めのスタイルで異なるのでしょうか?」
よく選手のコメントで”音を聞いてみる”や”エンジンをかけてみる”といった言葉が出たりしますよね。
レースの合間にも、宿舎の方からエンジン音が聞こえてくるかと思いますが、選手はレースが近付くと試走路でエンジンをかけに行く姿を多く見ます。
ここではエンジンの音でスムーズに回転が上がっているか、またグリップを握った(開けた)感じの重さや軽さなどを確認しているそうです。
一般的には、高い音が出ると良く、低い音やこもった音だとあまり良くないとのこと。
しかし、もちろん必ずしもということではありません。
音の聞き分けやその表現の仕方は選手によって変わるので、こんな音がいい!というのは言葉で説明しづらいところではあります。
各選手、これまでの経験や感覚などを頼りに、自分好みの音を出せるよう日々調整しています。
走るコースや攻めのスタイルによっても、回転の上がりを早くしたり、遅くしたり、じわ~っと上がるようにしたりなど選手によって様々なようです。