★小林:うん、来てたよ~。今は手を上げると問題になるけど自分たちの時は、それが普通だったからね、すごく厳しかったよ。
そうそう、1月の雪がチラつく中パンツ1枚で走路に正座させられたのは一番つらかった。あの時はもう辞めてもいいかなって思うくらい辛かったよ。
ま:す、すごい・・・。
★小林:まぁ、レース場に入ってからも相当きつかったけどね。
ま:でもあの時辞めてたら、ここに啓二さんはいなかったんですよね。
杏:うんうん!それにこんな厳しい訓練や指導を受けていたから、きっと同期との絆も出来ましたよね!
★小林:そんなの特にないよ~(笑)。
ま・杏:ええーー!(笑)
杏:デビュー戦は覚えてますか?
★小林:今はさ、0線単騎で置かれて数十メートル後ろに先輩がいるだろ。自分の時は先輩達と同ハンの外に置かれていてね、邪魔せんように走れって感じやった。
それに昔は新人は3年間350ccのバイクに乗ってて、その後2級車に1年、1級車に1年乗ってやっと一番上のバイクに乗れる感じだったから、4~5ヶ月は1着取れんかったね。
だから、今の子は1年半で600ccに乗れていいな~って思ったよ。
ま:でも、当時小さいエンジンでも抜いて行ってたんですよね!?
★小林:うん!抜いて行くよ~(笑)。
杏:外から抜いて行くんですか?