(2015年9月9日更新)
今回は、マフラーについてです。
川口オートでもナイター開催が行われるにあたり「ナイター用消音マフラー」が着用されましたので、合わせてご紹介します。
(注:伊勢崎・飯塚ナイターにつきましては、現状通り通常のマフラーです。)
そもそもバイクの爆音は、エンジンが爆発した時に出る音で、それを軽減させるのがマフラーです。
一般的にマフラーというとパイプ全体を指しているように思われますが、本来マフラーと呼ばれる部分は排気装置の一番先にある「消音装置」(=サイレンサー)の事を指し、その手前のパイプの部分をエキゾーストパイプ(=排気管)と呼ぶそうです。
また、消音だけでなく高温になった排気ガスを、後方に逸らす役割もあるそうです。
オートレースでは現在『ストレート排気』を使用しています。
構造はこうなっています。
写真のようにマフラーの中にグラスウールという消音材が巻きつけられていて、この綿で音を吸収して静かに排気をします。
ストレート排気は排気抵抗は少ないので、高回転域が回るようになりパワーがアップします。
さらに構造がシンプルなので、軽く作れるメリットがあります。
デメリットとしては、音が大きいこと、抜けが良い分、中低速域のトルクは低下しやすくなります。