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エンジン


(2013年9月9日更新)

今回は『エンジン』です。

エンジンと一言でいうと1つのことのように思えますが、ふたを開けるとパーツの数もすごく多く、調べれば調べるほど奥が深くなってきます。

それでなくても、エンジンと聞くだけで難しい感じがしますよね・・・。
私なりに噛み砕いて少しずつ進めていきたいと思いますが、わからないことなどありましたら、「勉強リクエスト」にてどんどんご質問ください。

では今回は、触り部分から。

現在使用されているのは、セア(Super Engine of Auto Race)で、オートレース専用に開発されたスズキ製のエンジンです。

名前は一般公募の中から決まったとか。

※以前はフジ(HKS)、トライアンフ、キョクトー、メグロ、トーヨーといったエンジンが使用されていましたが、平成5年10月より全車セアに統一されました。

このエンジンは排気量600cc500ccのものがあり、600ccのエンジンを1級車、500ccを2級車と呼んでいます。
ちなみに2級車は新人選手が乗り、デビューして約1年半後に1級車に乗り換わります。
※養成所(育成施設)での走行訓練も2級車で走ります。

セア1級車の排気量は、従来のフジ二気筒トライアンフ、メグロ二気筒の663ccと比べ小排気量となるため、当初排気量の軽減によりスピードレースではなく混戦を予想していたようですが、グリップを開けて走れることからハイスピードレースとなったようです。
※以前使用していたエンジンについての説明は、省略させていただきます。
レースデータ提供:公益財団法人JKA
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