(2013年8月26日更新)
注:2015年2月より新タイヤが導入されましたが、こちらは旧タイヤの説明となります。
まずは『タイヤ』についてです。
タイヤのメーカーは
『ダンロップ製(KR73)』
値段は約7000円。
通常のタイヤとは違い、断面が三角形で、車体を傾斜させたときに接地面積が広くなるように作られています。
フロントタイヤはウィンタータイヤと普通タイヤ(サマータイヤ)があり、ウィンタータイヤは少し素材が柔らかいそうで、名前のごとく主に冬場に使用します。
ただし使用時期などは選手によりけりです。
ちなみに、ウィンタータイヤをリアに使うと滑って走れないそうなのでフロントのみ使用します。
また、よく「晴れタイヤ」、「雨タイヤ」と聞くので別のタイヤと思いがちですが、実は同じタイヤなんです!
新しいタイヤをサンダー(※下写真)などを使い表面を削り、当りつけ(走路を走って調整)をして選手自身が雨、晴れのタイヤを作っていきます。
基本的に溝の深いほうが雨用、浅い方が晴れ用となるのですが、新しいタイヤにはしっかり溝があるので新しめのタイヤを雨用に、何度か乗って溝を減らした方が晴れ用として使うことが多いようです。
また、晴れ走路の時の方がバイクを倒すので接地面が広く、角度がついています。
選手のコメントで「晴れの高いもの」というと、溝の深い方ということです。
斑走路の時などはこれを使うことが多いようです。
最近はレース場によってタイヤの(溝の)減りが早いところもあるので、晴れでも「高めで行く」と話す選手もいます。
写真を撮らせていただきました。
まずコチラの写真。
これは新しいタイヤで、このボツボツしている突起物をサンダーで削ります。
コチラが晴れタイヤ