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オートレース初観戦記

◆スタート位置から見た正面に大きな時計が設置されており、その時計が0をさした時にレースがスタート。
スタート時は8車のスタート音が爆音となり、かなり大きな音がする。
この爆音で観客が興奮する。

:確かに!

◆スタート直後のはじめのコーナーで各選手のポジション取りが決まり、レース展開に大きく影響する。
トップを走る選手のインが固ければ、後続の選手は先頭の選手を簡単に抜くことができないため、2位以下の選手が団子状態になる。
イン以外にもアウトから抜くことも可能だが、前にいる選手は後ろの選手の進路を塞ぎ前に出れないようするため、簡単に抜かすことはできない。

:やっぱりF野君センスあるね~!ホントに初めてだよね?

:初めてだって言ってたよ~。だから見に行くの楽しみだったみたいだし。

◆しかし、1周2度あるコーナーで毎度抜きつ抜かれつの勝負が繰り広げられ、毎コーナー手に汗握るレースを観戦することになる。

レースが終盤に近づいてくると(残り2周)、後続の選手が先頭集団に絡んで来ようと、間合いを詰めてくる。
中盤の選手は前に行かせまいと進路の塞ぎにかかると同時に、先頭集団へ勝負を挑んでいく。(レース途中の進路確保が勝つために、とても重要なだと感じた。)

:見てるところが違うよね。やっぱセンスあるわ~。

:アハハハハ!

◆最終周回は観客も立ち上がり、選手の名前を叫びながら応援。
会場に熱気がこもってくる。自分が賭けた選手が自分の予想通り走っているときは、「そのままいってくれ~」と強く思い、また抜く必要がある場合は「いけ~~~」っとひたすら心の中で応援。
1周約40秒程度なので、時間が長く感じたり、短く感じたりと手に汗握る初観戦だった。

:車券買ってるからこそだよね。
心の中でじゃなくて、声に出して応援してほしいね(笑)。

:そうだね。私達もプライベートで行った時は、結構叫んでるよね・・・(苦笑)。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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