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【ジェット社・注目選手】


私の方からは川口勢と伊勢崎勢の動向を。あと浜松勢に気になる選手を少々。

川口のS級選手は、佐藤励選手、永井大介選手、若井友和選手、森且行選手、大木光選手、小林瑞季選手、平田雅崇選手、高橋義弘選手、中山光選手、佐藤裕二選手が参戦。

この中から何選手かピックアップして解説させて頂きます。

まず川口SGオールスターで完全優勝した佐藤励選手。本来であれば優勝候補に挙げたいくらいでした。優勝戦では黒川選手や圭一郎選手をインからかわしたので、さばきに関しては「超一流」と言っても良いでしょう。スタートはムラなイメージがありますが、励選手なりに切れていると思います。また励選手は浜松走路の相性もマズマズで、1月のG2ウィナーズC、3月の特別G1プレミアムCと優出しています。一皮むけた新鋭はどんなレースを見せてくれるのか楽しみですね。

永井大介選手は、川口SGオールスターは2連勝で発進し、状態はそこそこ良かったと思います。準決勝は外が利かない湿走路に泣きましたが、エンジンは良い方だと思います。ただ全盛期ほどスタートが切れなくなった印象はあります。

若井友和選手は、川口SGオールスターで1着・4着・4着・4着・5着・4着。すこし物足りない結果となりました。インを鋭く旋回する技術は健在ですが、このごろスピードがないですね。コメントでは「エンジンは並み程度」と言っていましたので、優出圏内に行くためには、底上げが必要かもです。

森且行選手は、川口SGオールスターの時に、モバイルのインタビューで「試走は開け閉めがあまりないから良いけど、レースでは締めると回転が上がってこない」「次の浜松では何かやらないと。ロッドやシリンダー周りのパーツ交換をしてみる予定です」と言っていました。パーツ交換で良化されるか?注目されます。

小林瑞季選手は、4月上旬の川口開催で優勝し、良い流れだったのですが、川口SGオールスターの最終日にまさかの危険走法(レース中に複数の妨害行為)。これでリズムが崩れなければ良いのですがね。

A級選手では、現在ハンデが20M前の高塚義明選手が調子良いです。4月は11走して1着を6本も取っています。また浜松アーリーも成績が良かったので、浜松走路でも動きそうです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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