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浜松G1ゴールデンレース
【開催展望】


年の浜松G1ゴールデンレースを振り返ります。
ゴールデンレースは、毎年主に5月に行われ、初夏を感じると共に、浜松オートの歴史とゆかりを感じる開催だと思います。

予選3日間は、0・10・20Mのハンデ戦で行われ、4日目の準決勝からはハンデ前の選手達が重化され、準決勝は0・10Mのハンデ戦で行われました。近年のG1・G2では定番のハンデ構成ですね。

そんな中、準決勝では鉄人の篠崎実選手が0ハンから後続を封じ込み、見事に優出を決めました。この時の配当は、178,860円もつきました。

そして優勝戦。以下の番組となりました。
①篠崎 実   0 (3.33)
②小林瑞季  10 (3.29)
③荒尾 聡  10 (3.28)
④鈴木宏和  10 (3.26)
⑤中村雅人  10 (3.30)
⑥佐藤 励  10 (3.28)
⑦有吉辰也  10 (3.31)
⑧鈴木圭一郎 10 (3.25)

オッズは、試走一番時計の圭一郎選手からスタート力がある鈴木宏選手と荒尾選手で売れていました。

レースは10M最内の2枠の小林瑞選手が突っ張り、0ハン篠崎選手を叩いて先頭を奪取。これに3枠の荒尾選手と4枠の鈴木宏選手がついて行き、2-3-4隊形でレースが始まる。この時、人気だった圭一郎選手は、センター枠の選手達に張られて7~8番手という厳しい位置に。
その後、先頭の小林瑞選手のペースは速く、さらに2番手の荒尾選手と3番手の鈴木宏選手が競り合ったこともあり、小林瑞選手は後続を引き離して絶好の展開に。

しかし、ここから試走タイム一番時計だった圭一郎が本領を発揮する。後方から厳しい位置だったにも関わらずジワジワと浮上を始め、ついに3周回3コーナーでは4番手まで上がる。
エンジンが掛かった圭一郎選手は勢いそのままに4周回3コーナーでは荒尾選手を、5周回3コーナーでは鈴木宏選手を、そして7周回1コーナーでは、先頭の小林瑞選手をも捕えて先頭に。

圭一郎選手は完全Vで優勝。これで浜松G1ゴールデンレース2連覇を達成しました。
優勝後のコメントでは「落ち着いて走れば優勝できると思った。エンジンは安定して良かった」と言っていました。本当に強い勝ち方だったと思います。

さぁ、3連覇達成になるか!?

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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