前回の伊勢崎G1ムーンライトを振り返ります。
この時もコロナの猛威があり、無観客開催となりました。そんな中、レースはいつも通り白熱して見応えがありましたね。
優勝戦はハンデ前の湯浅浩選手の優出により0M・10Mのハンデ戦となりました。
①湯浅 浩選手 0(3.38)
②岩田行雄選手 10(3.36)
③木村武之選手 10(3.32)
④佐藤貴也選手 10(3.34)
⑤中村雅人選手 10(3.32)
⑥早川清太郎選手10(3.32)
⑦荒尾 聡選手 10(3.30)
⑧青山周平選手 10(3.28)
※カッコ内は試走タイム
オッズは、枠的に有利だった木村選手から早川選手と青山選手の3-6-8が一番人気でした。それでも1900円もありましたので少し割れ気味でしたね。
レースは4枠の佐藤貴選手が鋭発を決めて主導権を握りました。
ここから包まれながらも木村選手が応戦するも、枠なりを確保した早川選手の仕掛けが早く2番手に浮上しました。
この早川選手に青山選手が追撃を図るも、4周回に早川選手が佐藤貴選手を攻略して先頭を奪取。
そして6周回。やっと青山選手も2番手で粘走する佐藤貴選手を突破し、6-8体系となりました。
しかし、その時はすでに遅し。序盤でアドバンテージを作った早川選手との差を埋めれず、青山選手は2着止まり、3着は佐藤貴選手がそのまま入着する形に。
結果、6-8-4で3,650円と、そこそこ良い配当でしたね。
これで早川選手は、ムーンライトCC(「争奪戦」も含み)は5度目の優勝となりました。この開催はホントに相性が良いです!
今では、地元伊勢崎のGレースも席巻する青山選手ですが、意外にもこの「ムーンライトCC」のタイトルが無いのですよね。
早川選手は直近の飯塚G1ダイヤモンドの準決勝で反則落車をしてしまったのが気になるところですが、まぁ、整えてくるでしょう。
8月のSGオートレースグランプリでは、早川選手は悔しい思いをしたでしょうし、前回のムーンライトCCでは青山選手が悔しい思いをしたでしょう。
よって、今回のムーンライトCCの注目は、SGオートレースグランプリに続き、早川VS青山となりそうです。今回はこの2選手から目が離せませんね。