◆岡谷:そうですね、あまり優出もできずにいたんですが、なんとか優勝できましたね。
ま:たぶん、こう感じているのは私だけじゃないと思うんですが、岡谷さんはホント、コツコツとやってきたな、という印象がすごく強いです。
◆岡谷:そうですね、そんな感じですね。とりあえずやるしかない、的な感じでしたね。
ま:途中、投げ出したくなる時は無かったんですか?
◆岡谷:投げてしまったらもう終わっちゃうじゃないですか。
ま:スケート時代も、苦労した時期が長かったりしたんですか?
◆岡谷:ん~、そうですね~、遅咲きではありましたけど・・・。常に誰かが上にいての2番手、3番手、みたいな感じでしたね。
ま:そうなんですね、その時もすごく苦労されたんですね。
◆岡谷:そうですね、人よりは練習して、トレーニングして、という感じでした。
ま:その時の経験がオートにも生きているいる部分もあるんですかね。
◆岡谷:そうですね、スケート時代努力を辞めたときに成績が落ちちゃったんですよ。投げ出したわけではないんですが、ちょっと怠ってしまって、その時に”ちゃんとやっておけばよかったな”って、後悔したときがあって。
それでも人よりはやっていたんですけど、人並みの努力で・・・。これでは自分は勝てないなって。そういう経験があるので、オートも人よりもやらないとな、という思いはありますね。
ま:その時の経験があってこそなんですね。
◆岡谷:その経験が無いと今こんなにやっていないと思います。