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川口G1開設記念を戦い終えました



みなさん、こんにちは。
地元川口のGⅠレースを戦ってきました。

なんとか優勝戦に進出することはできましたが、結果は6着でした。
今年初の地元グレード戦でしたし、大会PR用のポスターにも登場させていただきました。
ファン、関係者の期待を開催前から感じていたので、ここで予選落ちではシャレにならないなあと自分なりに責任感もありました。
だからこそ、最低限でも優勝戦のメンバー入りはしたいと思っていたので、そのノルマはなんとかですが果たすことができただけでも、今はとてもホッとしています。

大会2日目にシリンダーを交換して、エンジン自体は近況の中では良くなっていた方だと思います。
準決勝戦は勝つことはできませんでしが、スタートを決めて2着することができましたし、全体的にはまずまずの状態まで持っていけたのかなあと思っています。

でも、優勝するには、まだちょっと物足りない面があったことも事実です。
本番前に優勝できますか?と聞かれたんですが、自信を持って「チャンスはあると思います!」とまでは言い切れない感じでしたね。
本当にいい時なら自分なりに、スタートを行って展開を作れば可能性はあるかもと手応えを感じることができますが、今回に関してはそこまでの自信も手応えもなかったなあというのが正直な感想です。

でも、オートレースは最後まで何があるか、どんな結末になるのか走っている選手ですら想像できないことがたびたび起きるので、その期待は持ち続けて、最後の最後まで調整して、走り抜きました。
自分なりに計画した通りに整備と調整を進めて、準決勝戦では得意の速攻に持ち込めましたし、収穫はあった開催ではあったと思います。
最高の結果をみなさんにご報告できなかったことは残念ですが、これからプレミアムカップや来月にはオールスターが控えているので、今回優出できたことはそこへ向けてのいい弾みにはなったように思います。
飯塚のプレミアムカップでさらに上積みして、地元で行われるオールスターに納得できる仕上がりで挑むことができるよう、また働いてきますね!

開設記念はまたも無観客開催でしたが、私はやっぱりファンの前で走りたい
スタンドは無人でしたが、金網に私の横断幕が掲げられていて、レース前にその横断幕が目に入るだけでも大きな力を与えてくれました。
早いうちに緊急事態が終了して、またファンのみなさんがレース場へ安心して来場してくれる日がやって来ることを心待ちにしています。

(構成・淡路哲雄)

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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