ま:でも、復帰してなんとかSSも間に合いましたね。
◆金子:ん~、でもいろいろありましたね。
ま:例えば?
◆金子:11月に選手権で(SS出場権)取れて、やった出れるって思ってエンジンも調整して良くなってきていたのに直前で落車して・・・。あぁ・・・俺は何やってるんだ・・・って、結構どん底に落ちて。
ま・杏:あぁぁ・・・。
◆金子:でも、やらなきゃいけないと思って、いろいろやって、何とか(SS王座)決定戦まで乗れて”うわぁ、ここまで来た。去年のリベンジだ!”って思ってたら、決勝であれ(車体故障)じゃん。
ま・杏:うんうん・・・。
◆金子:その時は、ホント、かなり・・・。
ま:落ちてましたね・・・。
◆金子:心にぽっかり穴が開くってこういう事だ、みたいな。放心状態でしたね。
ま・杏:うんうん・・・。
◆金子:あれは、もう経験したくないですね・・・。
ま:そのSSは普段から仲が良い荒尾さんが優勝されましたが、どんな心境で観られていたんですか?
◆金子:荒尾さんも何十回、何百回?(笑)、もSG優勝戦乗ってるじゃないですか。あの喜び方を見たら、良かったなぁ、ずっときつかったんだろうなぁって思ったし、素直に嬉しかったですね。
ま・杏:うんうん!
◆金子:自分も2個目のSG取った時とか、荒尾さん結構喜んでくれてて、悔しいというよりも祝福してくれていたので、今回荒尾さんが優勝した時も、本当良かったなぁって思いましたね。