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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
年度最初の取材旅行から超ハード!
浜松~山陽10連勤から戻って来たばかりの沢です。

今回最初の浜松に行った時点で聞かされたのですが、今期より各開催の勝ち上がりルールが改正されております。
一言で言えば「タイム上位優先」。具体的には…

例えば着順点+タイム点の合計で「1着と上位3名(計4名)が勝ち上がり」の際、
①号車 2着・5番タイム
⑧号車 4着・3番タイム

の2車が同じ7点(2+5と4+3)で3位同点だった場合。
今までは「着上位優先」だったので①号者が勝ち上がっていたわけですが、今回からはタイム上位優先なので⑧号車が勝ち上がるようになると。

これはグレードレースの勝ち上がりでも同様となり、意味合いとしては重ハンデ勢が勝ち上がりやすくなるということに。

これは軽ハン・重ハン各車の勝ち上がりのモチベーションに大きく影響しそうで、軽ハン車は逃げて勝ち上がり圏内に入るとしても、今まで以上にタイムを出さないと上位着でも勝ち上がりを逸することに。対して重ハン車にとってみれば、それほどしゃかりきになって上の着を取りに行かなくても…(と考えるかは選手次第だが)ということになり、これは車券予想上重要なファクターとなるでしょう。ぜひ覚え置きを。

○●ジェット社○●
今年も3分の1が過ぎ、4/23の山陽G1平成CCをもって、グレードレースは8回行われました。
私の方からは、そんな今年のグレードレース覇者を振り返ると共に、去年の覇者と照り合わせて、今現在の動向を述べたいと思います。

まず参考までに、去年の今頃のグレードレース覇者は↓

1月飯塚G1開設:青山周平選手
1月船橋G2さざんか:高橋貢選手
2月飯塚SG全日本選抜:中村雅人選手
2月浜松G2ウィーナーズ:中村雅人選手
3月川口G1開設:鈴木圭一郎選手
3月船橋G1プレC:永井大介選手
3月伊勢崎G2レジェンド:池田政和選手
4月山陽G1平成C:青山周平選手

という結果でした。オート界の最強5選手が殆ど独占していた状態です。

そして今年のグレードレース覇者は↓

1月伊勢崎G1シルク:早川清太郎選手
1月飯塚G2オーバル:加賀谷建明選手
2月浜松G1スピ王:阿部剛士選手
2月伊勢崎G2レジェンド:浦田信輔選手
3月川口G1開設:丹村飛竜選手
3月山陽G1プレC:佐藤貴也選手
4月飯塚G2オーバル:田中茂選手
4月山陽G1平成C:人見剛志選手

となっています。お気付きでしょうか?

去年の1月~4月までグレードレースを乱獲していた最強5選手ですが、今年は未だ1人も制覇者が居なく、意外な顔ぶれが揃う結果となっています。中村雅選手が怪我で離脱していた事もありますが、それにしても超上位のメンバーが勝ちきれない現状があります。

中でも、阿部剛選手、丹村飛選手、人見選手はG1初制覇となりました。そして、佐藤貴選手は4年ぶりのG1獲得、田中茂選手は8年ぶりの記念タイトルとなりました。

私個人的な見解としましては、ただでさえグレードレースとなれば、高位の8車が全身全霊で入り乱れるレースです。どんなに強い選手でも、その時々の調子があるでしょうし、また、その時のリズムというか、運も無くてはいけません。そう簡単にGレースは獲れるものではないと再確認させられました4ヶ月間でした。そもそも、これがオートレースなんでしょうね。

今現在の結果の通り、今年はG戦線の優勝争いが熾烈となっています。今月末からSGオールスターが始まり、その後もグレードレースが目白押しです。ランクは下位でも、仕上がりが抜群で、波に乗っている選手は一発ありそうですよね。

次回のSGオールスターは、さすがにSGであるがゆえ、主力勢の獲得が濃厚視されますが、G1・G2では、オカルト的な話になりますが、今現在の流れからすれば、下位の選手から買った方が取れるかもしれません(笑)

今後もニューヒーローが誕生して行くのでしょうか?それともオート界の最強5選手が本領を発揮して来るのでしょうか?

オチが無い話でスミマセンが、これからのグレードレース戦線がどうなるか予測が付かず、勝手にいろんな事を考えている今日この頃のジェットです(笑)

○●島田正友○●
いや~暖かくなってまいりましたね~。この間なんか気温28℃ですよ!?春をとおり越して一気に夏じゃないですか(笑)。かと思ったらガクーンと気温が下がったり…と、まあ今に始まったことではないですが、最近の気候は荒れすぎている印象ですね。

天気予報がハズレて急に雨が降ってきたりと、選手達もエンジン合わせるのに苦労していますもんね。晴れなら晴れ、暑いなら暑い!ハッキリして欲しいものです。

そしてやっとあの男が4月15日の浜松開催から帰ってきました!『名勝負製造人』こと中村雅人選手です!

ファンの皆様お待たせしましたーって感じですよね!さすがに復帰一発目のレースだったので様子見かな?と思ったのですが、バッチリ捌いて初日から見事1着ゴール。テレビで観ていて「こりゃスゲー!」ってつい言っちゃましたもん(笑)

準決勝戦では湿走路で3着となってしまいましたが、十分な動きだと思います。これで腰周りやレース感などが整ってくれば完全復活ですね。

4月29日から川口で行われるSGオールスター・オートレースを獲れば前人未到のSG4連覇となる鈴木圭一郎選手の前に、しっかりと立ちはだかって名勝負を披露してくれることでしょう!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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