トップ

【無料記事】
時事ネタ:29年度前期全国ランクと開催日程決まる!


○●沢朋之○●
先日の浜松G1以降、久々の長めの取材休みに入っている私ですが、この間には2/27選手表彰式&ファン感謝祭が。会場で多くのファンの方からお声掛けをいただき、改めて今後もより良い車券情報を提供していこうと襟を正した次第です。よろしくお願い申し上げます。

さて、その前2/17には、4月以降の新・全国ランキングが発表。大方の予測通り、SG3連覇中の鈴木圭一郎が初のS1に輝く!今や若くして整備力・レースセンス・スタート力と揃った、文句のつけようのない新王者。このまま推移すれば、向こう数年間はトップの座に居座るのでは?

S2に後退した青山周平も、審査ポイント的には僅差の大健闘。スタート力は今や日本一。特にチェンジ後の伸びが目を見張る。近況は年末の落車以降の車の立て直しもなり、上位戦での捌きも安定してきた。地元伊勢崎走路を中心にドドドが出やすいのが気がかり。

昨年後半の大復活劇が成績をぐんと押し上げた絶対王者・高橋貢がS3。こちらも年末SSでの落車があったが、身体的には一番無事だったのは何よりだが、車の方は未だリズムが狂ったまま。先日の地元G2レジェンドカップでも、試走は出るもののレース足の弱さが目立った感じだった。

S10位までの所属場別構成は川口2名、伊勢崎4名、浜松3名、飯塚1名。山陽勢の名がないのが寂しいが、昨年の船橋廃止~所属選手移籍の結果、勢力図が大きく変わり、西日本勢が劣勢となっている現況。飯塚・山陽勢の奮起に期待したい

S級⇔A級の昇降級で目を引いたのは、A93からS33へと大幅躍進の鈴木将光。昨年の長欠から復帰後は晴雨とも成績を安定させ、レースでの乗りっぷりの良さも目立った。ハンデ位置は厳しくなるだろうが、スタート次第では十分戦える安定性がある。
山陽・緒方浩一の初S級はちょっと意外。近況はセッティングがハマれが車速はS級上位級。課題のドドドも沈静化しているだけに、今後もかなり動いてきそう。

降級組にこの名前は見たくなかった!というのは森且行(A16)。いぜんエンジン・足回りとも整わない現状だが、今回の降格を薬に動き復活を期待したい。

そして、新年度の開催日程も正式発表済み。G1~普通開催の流れには大きな変動はないが、あっと驚いたのは正月明けすぐ(30年1月6日~10日)に行われることとなったSG全日本選抜。年末のスーパースターフェスタから、わずか中5日でまたSG!これはちょっと考えつかなかった(笑)

年末年始のSG連発で世間にオートレースへの注目を煽るという英断なのだろうが、果たしてどうなるか楽しみではある。ただ、スーパースタートライアル組の選手からしてみると「もうちょっと休ませてくれ~」というのが本音だろうなぁ(苦笑)

○●ジェット社○●
お疲れ様です。今回も宜しくお願い致します。

そう、平成29年度前期のランキングが決まりました。審査期間は去年の7月1日~12月31日。そこで9月からSGを3連覇したのが効いたのか、鈴木圭一郎選手が見事S1に輝きました。「最年少S1記録」というのはあるのでしょうか?(笑)これも立派な記録ではないでしょうかね。

平均競走得点は、圭一郎選手が142.653だったのに対し、S2となった青山周選手141.155。かなり僅差でしたね。青山選手は悔しかったでしょう。

S3が貢選手。去年の秋ぐらいから復活モードで、SGの優勝戦で連対した功績に、G2制覇や12連勝達成など、こちらもすごい走りを見せてくれました。
世代交代が始まり、圭一郎選手・青山周選手が頭角を現した去年の後半は、この貢選手が待ったをかける構図となっていましたから、このランキングはまさにそれが現れたものだと思います。

次位に、S4中村雅選手、S5永井大選手、S6木村武選手、S7金子大選手、S8浦田選手、S9早川選手、S10新井恵選手となりました。
中でも新井恵選手がS28→10と飛躍しましたね。山陽G2を獲って、SSではファイナル進出。こちらも誰もが認めるトップレーサーとなりました。

沢さんの方で、S級⇔A級の昇降級を述べているので、私の方からは、A級→B級に降格して、狙い目になりそうな選手をちょっとだけ。
・高橋義徳選手
・山脇選手
・青嶋裕選手
・竹中修選手
・芝崎選手
・佳元選手


上記の選手達は、現在はハンデが20M前です。もしB級によりハンデが軽化したら、かなり有利です。特に、高橋徳選手、青嶋選手、山脇選手は現在タイム出ています。竹中修選手はイン走のテクニックがあります。
ただ、B級になったとは言え、ハンデが据え置きの場合もありますから、その辺は4月以降の番組を見てみないと分かりませんがね。

次に、新年度の開催日程も決まりましたね。
そうそう、沢さんがおっしゃる通り、SG全日本選抜の開催が30年1月6日~10日に行われることになりました。これが一番衝撃的でした。
大一番レースのスーパースター王座決定戦を終えて、選手達にしてみれば、前検日を入れると中4日で、またすぐにSGが始まり、お客様にしても、年末の興奮が冷めぬ中、早くも最高峰レースのSGが開催される事になります。

大晦日にスーパースター王座決定戦をやるようにしたり、オートレースは斬新な取り組みをしますからね。来年は新年早々から熱いバトルが始まるという奇抜な年となります。
正直なところ、選手達の疲れもそうですが、お客様達も正月休みが終わり、仕事モードになるタイミングですからね。その辺がちょっと不安に感じますが、是非多くのお客様にいらしてもらいたいです。

○●島田正友○●
僕もファン感謝祭に行きたかったんですけど、その日は川口前検日取材でして今年は行けませんでした。あとでネットにアップされた沢さんの楽しそうな顔を見せられて、ちょっと悔しい気分になりましたよ(笑)

4月以降から適用される新・全国ランキングが発表されまして鈴木圭一郎選手が初のS1!
しかもSG3連覇中ですし、新時代突入…いやっ圭一郎時代突入と言ったところでしょうか。何度も言わせていただきますが、凄い!凄すぎる!スーパーヒーローの誕生ですね。

昨年末のスーパースターでは鈴木圭一郎選手との激闘を見せ、結果的には落車となってしまいましたが場内を大きく沸かせた青山周平選手はS2へ以降。ちょっと心配なのは以前のようなスタートや道中でのスピードが最近見られないことですね。完全に立て直して、また圭一郎選手とガシガシやり合って欲しいです。

絶対王者・高橋貢選手はS3でその名のとおり文句無しですね。みんなが「高橋貢は最近ダメだなぁ…」とか思っちゃったりすると一気に巻き返してきますからね。みんなの声が良い意味で届いているのでしょうか(笑)。伊勢崎G2では惜しくも準優勝でしたが、これからもっと勢いに乗ってくると思います。

S14となる鐘ヶ江将平選手は機力安定していますし、乗り手的にも上昇気配にありますよね。スタートも切れていてレースっぷりも良いと思います。ランク以上の動きをするので今後の動向に注目ですね。

確かに沢さんの言うとおり鈴木将光選手「のA93からS33は目を見張るものがあります。復帰後からはスタートが切れるようになってきていましたね。本来スピードがある選手なのでスタートさえ切ることができればG戦線でも十分に通用しそうですね。

僕も正月明けてすぐのSG開催(30年1/6~10)にはビックリしましたよ!いつもならスーパースターが終わって「これで今年も終わりか…」と一息つくところですが、そんな間もなく6日後には全日本選抜(笑)
僕的には盛り上がるレースが連続で観れると思って楽しみですよ。ただ選手達のモチベーションが気になるところですが、そこはプロだと思うので心配はしておりません。最高峰のレースを続けて魅せて貰いましょう!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2024 CYBIRD