トップ

【無料記事】
グランプリの見どころ


■ジェット社
今回のSGオートレースグランプリは、SGの中でも感動的なドラマが多く生まれる一方、波乱も多く魔物が住む開催だと思います。

まず、悲願のSG初制覇がこのグランプリになることが多いです。
私の記憶では、岡部聡選手、若井友和選手、山田真弘選手、田中茂選手、武藤博臣選手、木村武之選手、金子大輔選手、篠原睦選手、そしてグランプリを皮切りにSGを複数制覇することになった永井大介選手もそうでした。

そんな中、SG初制覇がもっとも期待される早川清太郎選手。近5開催では準優勝が3回。青山周平選手とのデットヒートの末、あと一歩のところで悔しい思いをしています。

逆に、SGタイトルを多く保有している選手が、このグランプリだけがなかなか獲れないという現状もあります。グランドスラマーの高橋貢選手は、1997年からSGの乱獲が始まったにも関わらず、このグランプリを制したのが2012年のことでした。

そして現在は、鈴木圭一郎選手がこのグランプリだけがなかなか獲れない状況になっています。圭一郎選手は2017年からグランドスラムを掛かてグランプリに臨んできました。今回で7回目のチャレンジとなります。

今回の見どころは、
・圭一郎選手が悲願のグランドスラムを達成するか?
・初のSG覇者が誕生するか?
・なんだかんだ青山周平選手が立ちはだかるか?
・はたまた2020年の伊藤信夫選手のように久しぶりの優勝者が現れるか?

などなど、見どころが盛りだくさんです。


■高橋希
伊勢崎オート夏の風物詩、SGオートレースグランプリが間近に迫ってきました。
ここ何年かロッカー取材をやらせていただいていますが、今年も青山記者とともに皆様に有意義な情報を提供できればと思います。
昨年からこの大会は6日間開催となり、前検日を合わせると1週間の長丁場となります。

この6日間開催について高橋貢選手と話をしたことがあります。
貢選手は「長年5日間開催でやってきたので、頭も体も3日目が終わったな、明日は準決だな、となるからちょっと変な感じがする。せっかく6日間開催するなら得点制の方が面白いよね!」と話していました。

一走一走集中力を高めている選手は、1日増えることで精神的にも肉体的にもきつくなりそうですが、その中で昨年は集中を切らすことなく完全優勝した青山周選手の精神力がよりクローズアップされる形となりました。
そして今年は4日間の得点制となったため、無事故完走で準決勝戦進出というレースがなくなりました。
そのため息つくことのできないレースが続くことになり、連日熱戦が期待されそうです。
ここにきて地元エースの青山周が絶好調ですが、連覇達成となるのか楽しみな6日間となりそうです。

そして最終日には飯塚オールスターで好評いただいたオートレースモバイルブースが伊勢崎でも出展されます。
本場にお越しの際にはぜひお立ち寄りいただき、抽選によるレアグッズをゲットしてください!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2024 CYBIRD