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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●

秋が近づいてもいぜん台風・地震と天災に翻弄される日本列島。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
公営競技においても各地で台風による開催中止等が相次ぎ、先日の浜松開催では最終日(9/4)が中止順延なしの措置に。
その後いつもお世話になっている北海道・サテライト石狩(オートレース石狩)さんでも、地震による停電で数日間の営業中止を余儀なくされるなど、私の周囲だけでも競技運営に支障をきたす事例が多々起こっております。
最近は個人的にも取材出張へ向かう際には非常食や大容量の充電バッテリーなどを携行するように心がけておりますが、皆さんもお気をつけください。

さて、ちょっと前の話になりますが、川口(8/19 9R)で、6周回最後まで車番順通りで決着というレースがありましたな。

レースVTRを見てみれば、
○0逃げの2級車①木山選手スタート食われず出足でアドバンテージを作った
○最重ハン・インの影山選手スタート残した

等々、序盤の展開の妙があり、道中も若干の順位変動はあったものの、終わってみれば①②③④⑤⑥⑦⑧のゴール線。
こりゃ珍しい!と面白がったのも束の間で、最近の『追えないオート』の典型例として「あ~あ」という気持ちにもなったり。

以前にも書きましたが、オートレースというのは基本的に「最高ハンが何人抜くか」という競技であり、大方のファンの車券予想もそこがベースになっている。

ロッカーで取材をしている身として、この夏の追い込み不利は相変わらずのタイヤによるものが大きいと見ています。
軽ハンも重ハンも同じタイヤを使っているのではあるが、軽ハンの方が逃げ展開でタイヤを使わない(減らさない)分有利なのは明らか。
それでも現今のタイヤ、昨年冬には各地で好時計が出たこともあり、選手間ではもっぱら「冬はいい・冬向け」という評価がなされている。
これから冷えるシーズンを迎えるにあたっては追いがばんばん決まるレース傾向になってくる…といいなぁ。

そして、そんなタイヤ事情が極端な形で出たのが先日の飯塚ダイヤモンド。
話は次の振り返りコーナーに続きます…

○●ジェット社○●

まず、この場をお借りして、北海道の大地震によって被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げます。電気をはじめ、ライフラインが断たれた事により、どれだけ大変な思いをされたかお察します。
電気は復旧し、オートレース石狩が無事に運営できるようになりましたが、その他の土砂災害や液状化災害など、微力ながら募金などでご協力させて頂き、一日でも早い復興を切に願います。

今回は、特別G1プレミアムCという事で、スーパースター王座決定戦トライアルの出場ポイントが得られる開催です。
また、これから10月・11月とSG開催も行われ、いよいよ年末に向けて大詰めに入ります。
そこで私の方からは、大晦日に向けて今からの予備知識として、近5年のトライアル出場のボーダーラインと、その時のボーダーポイントだった選手を述べたいと思います。

2013年:5ポイント(藤岡選手、浅香選手
2014年:3ポイント(西原選手
2015年:7ポイント(桝崎選手
2016年:3ポイント(岩崎選手、若井選手
2017年:2ポイント(山田達選手

となっています。

今回の特別G1プレミアムCは、優勝:10ポイント、2着:5ポイント、3着:3ポイントとなります。
さぁ、誰がポイントを獲得するのでしょうか?

○●小森亮平○●
まずは9月に入り、四国、近畿、東海へ大きな台風や北海道で発生した地震にて被害を受けられた方々へお見舞いをお祈り申し上げます。

それでは私の方からは夏場の熱走路ではやや成績を落としていたが、秋の季節にかけて上昇してきそうな選手を数名ピックアップしてみたいと思います。
まずは川口の森且行選手森選手はやはりスピードが持ち味の選手で、好調時は上がりタイムもかなり出る選手の一人。秋から冬場にかけての食いつく走路で結果が出るイメージで、これから走路温度が冷えてくる季節では、挽回を見せてくれることに期待しています。

続いて、山陽の藤岡一樹選手
藤岡選手も近況夏場の走路には苦戦を強いられていましたが、例年この季節辺りから復調著しくなる選手の一人と私は記憶。
昨年も選手権でもしっかりと活躍し、年末のスーパースター戦へも出場となっていました。底力は十分な藤岡選手、これからの冷えてくる気候では注目して頂きたい一人です。

さて、今回は前回のダイヤモンドに引き続き飯塚で、特別G1プレミアムカップの開催が間もなくですよ!

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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