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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
いよいよ年度末。オートーークも今年度最後の回となりますが、この季節といえば、選手たちにとってみれば一年で最もエンジン合わせに苦労する三寒四温の時期。
先日の浜松取材でも、日々変わる気候・気温にエンジン合わせ・タイヤ選定ともに追いつかず、
「朝練習では良かったエンジンやタイヤが、レースでは全然ダメで…」
といったレース後コメントが続出しておりました。

こういう状況の中での車券対策としては、まず試走をじっくり「見る」こと。
タイムだけでなく、いわゆる「試走気配」を重視することが的中に一歩近づくものとオススメしたい。
特に後ろから追い込む選手にとって一番大事なのは…

●立ち上がりで車をしっかり内に向けられているか
 →これがレースでの「レース足(=前を抜いていける動き)」につながる
●勢い良く、奥まで突っ込めているか
 →流れ込みのスムーズさがコーナーの車速につながる

の2点。このあたりの動きが万全で、なおかつ試走タイムが出ていれば、
レースでもしっかり追い切ってくる可能性は高いかと思われます。

前述のコメントとは正反対に「朝練習ではサッパリの動きだったが、レースの時間帯には合って動いた」ということも多々あるので、
前日までの成績は度外視して、今日の試走「気配」は良いな~と思った車を狙ってみると、思わぬ好配当を手にすることもあるかも。

エンジン合わせの難しいこの時期。「今日は(たまたまでも)合った!」という車を見つけて大儲け…というのもオートレースの醍醐味かと。

○●ジェット社○●
お疲れ様です。今回も宜しくお願い致します。

33期の活躍が目白押しですね。
黒川選手が初優勝を飾り、それに刺激され、優勝戦で活躍する選手が増えてきました。

それと同時に、女子レーサーのレベルも上がってきましたね。
金田選手・田崎選手はデビューして間もなく連対出来ていましたが、
それに続き高橋絵選手が年末から活躍し始め、ついに先日、交川選手堂免選手が初勝利をあげました。
特に、堂免選手は40万円の超驚愕配当を提供。

この堂免選手が初勝利を上げた日は、稲原瑞選手が2着と大健闘していました。
現在は3.56まで出るようになったし、メンバーが軽ければ初勝利も間近ではないでしょうか。

想像を超える努力と精神力で、女子レーサーも一歩ずつしっかり進化されています。
これからは、女子レーサーを絡めないと車券が取れないと言っても過言ではありません。

今後が非常に楽しみで、活躍を期待したいです。

○●小森○●
近況は春も間近と言うくらいに暖かい日差しも届く飯塚、山陽オート周辺。

さて今回も冒頭フリートークと言うことで、
私の方からは前回のお題にもありましたが、要注目選手を一名挙げてみたいと思います。

私がこれから注目して頂きたい選手は、前回復帰戦2節目にして見事優勝を飾った山陽所属の小栗勝太選手
怪我をする前はそこまで華やかなイメージはありませんでしたが、復帰後はブランクを全く感じさせない走りを披露。

前回の浜松一般戦に関しては、あの鈴木圭一郎選手木村武之選手伊藤信夫選手らを相手に3.387の素晴らしい上りタイムを叩き出しての勝利で、自身2度目の優勝となりました。

近況は若手の台頭が目立つオート界ですが、またしても新たな芽が一つ成長し始めたように私は感じております。

以上、今回は山陽の小栗選手へ復帰と初優勝のお祝いを兼ねて記事にさせて頂きました。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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