この記事は2/8SG全日本選抜の展望オートーークの記事を抜粋して掲載しております。
沢記者、ジェット社、島田記者が船橋廃止と今後の展望について語っております。
●○沢○●
船橋廃止については、個人的にも忸怩たる思いはあるが、議会での正式決定よりも前にこうして発表がされたのは、4月以降の新体制作りを早めに‥という、今後の事業への意欲と好意的に受け止めたい。
それにしても、いまだに取材で船橋に行くたびに、あのアーチの下をくぐってレース場の建物が目に入れば「本当になくなってしまうのか!?」と、切ない気持ちでいっぱいになる。
最終開催となる3月のプレミアムカップでは、きっと大勢のオートファンで場内が埋め尽くされるでしょう。
ジェットさんも、川口場外で仕事してる場合じゃないよ! 船橋に来れば!?
そして14日には現船橋所属選手のロッカー移籍先も正式発表に。
上位4選手のうち、中村雅選手・永井選手は川口に。
青山周選手は伊勢崎に。
そして鈴木圭選手は浜松へと、それぞれ散り散りに。
4月以降の新天地でも元・最強船橋勢が席巻‥ということになるのだろうか?
‥たぶんなりそう。
新年度のSG・プレミアム開催は、4月のGWのオールスター(飯塚)、11月初旬の日本選手権(浜松)、年末のスーパースター(川口)、年度末のプレミアムカップ(山陽)といったあたりは時期的に変動ないものの、オートレースグランプリが8月・お盆の伊勢崎ナイターで。
そして全日本選抜が10月に川口ナイターで‥と大きく時期変動。
そして雨が多く悪評高かった6月のプレミアムカップについては9月・シルバーウイークの飯塚で‥と、この変動は妥当なところか。
結果、新年度は8~12月の5ヶ月間は毎月SGもしくはプレミアムCが開催されるという日程に。
このあたりで競技自体を大いに盛り上げていきたいところ。
2SGがナイターで行われるのも、売上的見地からもレース的見地からも妥当なところ。
近況のようにこう滑りの多い状態では、暑い時期の昼間にSGをやるのは厳しいでしょう。
それにしても(滑って)追えないタイヤはどうにかならないものか‥。
今回の改革のキャッチフレーズは「分かる、当たる、楽しい」とあるが、真冬でも外枠勢が追いづらいこの状況では厳しいのでは? と、あえて苦言を呈させていただきましょう。